「見えないなら見えない方が…」期待の新進女優・三根梓は幽霊が苦手!?

2012/09/16 08:00 配信

ドラマ

「死と彼女とぼく」でドラマ初主演を務める注目の新進女優・三根梓(C)テレビ朝日

川口まどか氏の同名漫画を原作としたドラマ「死と彼女とぼく」が、9月21日(金)にテレビ朝日系で放送。今作がドラマ初出演であり、いきなり初主演を務める三根梓(みね あずさ)が、死者の“声”を聞くことができる少女・時野ゆかりを演じる。そんな三根がクランクイン直後に囲み取材に応じ、ドラマに懸ける思いなどを語った。

本作は、女性向け漫画雑誌「Kiss」(講談社)で9年間にわたり連載された川口氏の人気作で、生と死、そして魂のあり方を描いた恐怖と感動のヒューマンホラー。物語は、死者の声を聞くことができるゆかり(三根)が、ある日ビルから転落死した建築士・ナツミ(櫻井淳子)の霊と出会うところから始まる。彼女の死因は自殺とされていたが、実は設計企画を横取りしようとした同僚の大沢(袴田吉彦)によって殺されていたことが分かる。ゆかりは自分を殺した大沢を呪い殺そうとして、いつしか邪悪な霊となってしまったナツミとナツミの息子を救おうと、ゆかりは同じく死者が見える青年・優作(市川知宏)と共に奔走する。

初主演映画「シグナル~月曜日のルカ~」('12年6月公開)に続き、初のテレビドラマ出演で初主演を務める三根は「やっぱり頑張らなきゃいけないなっていうプレッシャーも感じるんですけど、ずっと主演をやってみたいと思っていましたし、せっかくいただいたチャンスなので私なりに精いっぱい頑張ってみたいという気持ちが強いです。なので楽しみですし、頑張ろうっていう気持ちが一番大きいです」と、さわやかに明かした。

また、死者が見える役どころということで、実際に見えるのかという質問に「私はまだ一度も見たことないです。怖がりなので、見えないなら見えない方が良いなと思います(笑)。ホラー映画も一人ではあんまり見られないので…」と苦笑い。しかし、自分が演じるゆかりという役については「私がもしゆかりみたいに霊が見えたとして、ちゃんと助けてあげられるのかと考えたときに、やっぱり怖いと感じると思います。なので、救いの存在になってあげられるゆかりって本当に芯の強い女の子なんだなあと。私もそういう風になれたらいいなと思いました」と、前向きに語った。