10月12日(金)より、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ枠で放送される高橋克典主演ドラマ「匿名探偵」が、暑さの抜け切らない9月上旬、無事にクランクイン。撮影初日から、伝説のドラマ「特命係長・只野仁」シリーズでも共演した高橋と三浦理恵子が息の合った掛け合いを見せるなど、終始和やかなムードで撮影が始まった。
同作は、古い雑居ビルに事務所を構え、仲介者を通しさまざまな依頼を請け負うハードボイルドな探偵(高橋)が、体を張って事件を解決していく姿を描くドラマ。バーボンとジャズをこよなく愛する探偵が、時に聞いている方が恥ずかしくなるようなクサいせりふを並べつつ、裏切られ、傷つき、そして権力に踏みにじられながらも決して諦めず依頼人のために真実を求め続ける。さらに、彼はクールに見えて実は女性にはめっぽう優しく、弱いという一面を持ち、その性格ゆえ金にもならない女性絡みの面倒ごとにたびたび巻き込まれている。高橋は、そんな格好良さとチャーミングさが同居する探偵を演じる。“金曜ナイトドラマ・高橋克典”で思い出される只野仁のような強さはないものの、今回も持ち前の色気を駆使し、女性たちをとりこにしながらさまざまな悩みを解決していく。共演は三浦のほか、片瀬那奈、森次晃嗣、山口大地、田山涼成ら。
クランクインは暑さの残る9月上旬に都内某所で、探偵が事務所を構える雑居ビルのシーンなどを撮影。三浦演じるやたらとセクシーな大家・真由美との撮影で、長年只野で共演してきたとあってすぐさま息の合った掛け合いを見せた。特別な言葉は掛け合わずとも、旧友との再会を楽しむように笑顔で談笑する姿が目を引いた。その後、探偵が愛用する自転車でさっそうと登場し、真由美とひと悶着があるシーンの撮影では、端から見ていると「あれ、これ特命係長だったっけ?」と見紛うような懐かしいやり取りが繰り広げられた。“特命”から“匿名”に変わっても、笑いあり、アクションあり、そして世のサラリーマン男性たちが期待するちょっぴり小粋なお色気要素にも期待してよさそうだ。
気になる1話のあらすじは、探偵の元にストーカーに悩む美人派遣社員・映子(宮地真緒))から依頼が舞い込む。映子の一日の行動内容が書かれたファックスを送りつけてきたり、求愛する内容の電話を掛けて来るが、全く心当たりがないという。探偵は、ストーカーの正体を探りつつ、映子の身を守るため、周囲を見張ることに。しかしその後、探偵がストーカーに襲われるという事態が発生してしまう…。
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