10月からテレビ朝日系で放送される新ドラマのスタート日が9月24日、全て明らかになった。国民的刑事ドラマ「相棒season11」は10月10日(水)、高橋克典の金曜ナイト枠復帰作「匿名探偵」は10月12日(金)、真矢みきの連ドラ初主演作「捜査地図の女」と米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」は共に10月18日(木)に決まった。
「相棒season11」(水曜夜9:00-9:54)は、水谷豊演じる杉下右京が名推理で事件を解決に導く人気シリーズの第11弾。前作で特命係を卒業した神戸尊(及川光博)に代わる新相棒・甲斐享(成宮寛貴)が“デビュー”する。香港を訪れた右京は、街中で出会った享(成宮)が何事かを思い詰めているのを見て、興味を持って話し掛ける。やがて、帰国時の飛行機で2人は再会し、享が警察官だということが判明。2人は香港警察も踏み込めない難事件に立ち向かうことに。出演は、水谷、成宮のほか、鈴木杏樹、真飛聖、川原和久、大谷亮介、山中崇史、石坂浩二ら。
「捜査地図の女」(木曜夜8:00-8:54)は、京都府警捜査一課に所属するベテラン女性刑事・橘珠子(真矢)の活躍を描く“木曜ミステリー”の新作。京都のあらゆる道を知り尽くす珠子が“人間GPS”ともいうべき才能を生かし、捜査本部が立ち上がると真っ先に着手される“捜査地図を作る”という仕事をこなす。「犯人は、どういう逃走経路をたどったのかしら…?」など、地図を描いて眺めてはさまざまな考えをめぐらせ、地図から得た疑問や違和感の正体を確かめるため、入り組んだ京都の路地を巡り何度も現場を訪れる。地図から関係者の“心”がそこに存在していたという証を丹念に結びつけ、彼らが何を考え、何を感じ、なぜ動いたのかという“心の軌跡”。ひいては“真実”が浮かび上がってくると信じて、珠子は鉄壁のアリバイ崩しに挑む新感覚の刑事ドラマ。出演は真矢のほか、石黒賢、中村梅雀、内山理名、阿部力、宇梶剛士、草笛光子、渡辺いっけいら。
「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜夜9:00-9:54)は、特定の病院や大学医局に属さず、非常勤のスポット的な業務をこなすフリーランスの医師・未知子(米倉)の活躍を描く。大学医局の弱体化によるヒエラルキーの崩壊、医師不足による勤務環境の悪化、訴訟リスクの増加などが相まって、近年日本でも増加傾向にあるフリーの医師の実態から、その功罪はいかなるものなのかを問う社会派な面を持つ医療ドラマ。医療と金、医局と人脈が切り離せない現実の中、米倉演じる一人のフリー女医の破天荒な活躍を通し、医師の品格を問う問題作となっている。脚本は「ナサケの女~国税局査察官」('10年、テレビ朝日系)などでおなじみの中園ミホ氏。出演は米倉のほか、田中圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、室井滋、段田安則、伊東四朗ら。
「匿名探偵」(金曜夜11:15-0:15ほか)は、古い雑居ビルに事務所を構え、仲介者を通しさまざまな依頼を請け負うハードボイルドな探偵(高橋)が、体を張って事件を解決していく姿を描くドラマ。探偵が時に聞いている方が恥ずかしくなるようなクサいせりふを並べつつ、裏切られ、傷つき、そして権力に踏みにじられながらも決して諦めず依頼人のために真実を求め続ける。さらに、彼はクールに見えて実は女性にはめっぽう優しく、弱いという一面を持ち、その性格ゆえ金にもならない女性絡みの面倒ごとに巻き込まれてしまう。高橋演じる探偵が持ち前の色気を駆使し、女性たちをとりこにしながらさまざまな悩みを解決していく。出演は高橋のほか、片瀬那奈、森次晃嗣、山口大地、田山涼成、三浦理恵子ら。
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