ロッテは、手を汚さず手軽に食べられる「シャルロッテ・アイ」のリニューアルに伴い、人気急上昇中の女優・二階堂ふみを起用した新テレビCM「秘めたる想い」篇の放送を10月8日(月)より全国でオンエアすることを発表した。
CMは、「静」と「動」をテーマに、極力ストーリーをなくし二階堂の表情や演技力を存分に生かした内容で、前半のしっとりした演技から始まり、後半の思いを解放し叫ぶシーンへと続き、二階堂はまさに体当たりの演技を披露している。
夏真っ盛りの中、実際の商店街で行われた撮影。暑そうなそぶりは一切見せず、真剣な表情の二階堂は、同じせりふのシーンでも微妙なテンポや言い回しに変化を付けるなど、抜群の演技力を見せつけた。その一方で、カットがかかりカメラが止まると、撮影の機材を避けて通行するなど協力してくれた一般の方に、丁寧に「ありがとうございます」と笑顔で直接お礼を伝えるなど、商店街の人と交流している一幕も見られた。
内に秘めた思いを解放し「好きだ! いや、もう大好きだ! むしろ、愛してる~!」と叫ぶシーンでは、もともとカメラから20m離れたところで演じる予定だったが、本番になり、二階堂が演技を始めると、思いを解放した勢いでカメラに向かって大激走するアドリブが飛び出た。見ていたスタッフも、最初は驚いていたが、徐々に拍手をしながら感嘆し、監督も「そうきたか~! 素晴らしい!」と絶賛した。
しかし、モニターチェックをした二階堂本人は、思わず走り出してしまった自分の演技を見て、恥ずかしそうに笑みを浮かべた。予定していた演技ではなく、自然と体が動いてしまうほど役に集中し、最高の作品が出来上がった。
撮影では真剣な表情の二階堂も、休憩中はスタッフと談笑。差し入れに用意されたお菓子に「さっき楽屋に置いてあったこれも全部食べちゃったんですよね!」と告白。次の撮影の合間には、また別のお菓子に手を出していた二階堂。さらにその後、ケーキの差し入れが目の前に現れると目を輝かせて大喜び。大好きなお菓子を食べて、ほっと気持ちを“解放”させて撮影に臨んでいた。
撮影終了後、インタビューに応じた二階堂は「こういうCMをやるのが初めてでしたので、いろいろ大変なんだなって思いましたけど、楽しくやらせていただきました。しっとりとした、こういう“二階堂ふみ”って感じというか、役柄がないCMは初めてですね。(CMには15秒という短い)尺があるので、その尺の中でどれだけ自分が表現できるんだろうって事は考えましたけど、楽しんでやりました」と戸惑いながらも満足そうな表情で語った。
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