“カメラ女子”必見! ガッキーやトリンドルと一緒に本格的な撮影技術が学べる番組がスタート

2012/10/03 16:00 配信

芸能一般

写真家・立木義弘氏と東京の下町を撮影して回る新垣結衣

昨年あたりから急増している、本格的な写真撮影を趣味にする“カメラ女子”。「女子カメラ」「写ガール」といった女性向け写真雑誌が創刊されたり、11月24日(土)からAKB48・光宗薫主演で写真部の女子大生を描いた映画「女子カメラ」が公開されたり、各メーカーがミラーレス一眼レフカメラに力を入れたりと、“カメラ女子”向け市場は盛況だ。そんなトレンドを受け、10月からBS朝日でスタートする「Hello!フォト☆ラバーズ~ミル・トル・アルク」(毎週木曜夜10:00~10:54、BS朝日)は、“カメラ女子”にもってこいの番組だ。カメラ好きのタレントなどの著名人が、プロのカメラマンと一緒に街に出て、“一番思いのあるモノ”をテーマに写真を撮り、撮影技術を学んでいくフォトドキュメンタリーで、各回とも2週にわたって前後編に分けて放送される。

10月4日(木)と11日(木)の初回には新垣結衣が登場。写真家・立木義浩氏と共に、4日(木)はことし一番話題のスポット・東京スカイツリー(R)とその周辺を巡り、11日(木)は江戸情緒が残る浅草を訪れ、立木氏のアドバイスを聞きながら、新旧文化の入り混じる下町の風景を撮影。番組の最後には新垣の撮った写真の中から“最高の一枚”を選び出す。

「本格的にカメラを持って、というよりは、普段は携帯とか簡単なものが多いんですけど、ふとした時に景色を撮ってみたりとか、旅行に持っていったりというのはあります。面白いものを撮ることが多いです。パッと発見したものを瞬時に写すとか、人の顔でも、何かの瞬間とか…。あと、空とかもよく撮ります。夕日とか、景色がどんどん変わっていくのが楽しくて、バシャバシャ撮ります。瞬間的なものが多いかもしれません」と、もともと写真が大好きだという新垣は、今回のロケで「ここまで隅々まで(街を)回ることがなかったので、すごく面白かったです。人ともいっぱい触れあいましたし。店にいた皆さんも、あったかいですね。これ持っていきますか、なんて…(笑)。ロケ中は、鳥を追いかけても全然撮れなくて、悔しい思いもしました。すごくいろんな気持ちになりました」とロケの感想を語った。

一方、立木氏は「みんなが知っている所を、見知らぬ所として撮って、みんなに見せるのが写真の面白いところ。普通に撮るとなんでもないものが、見知らぬもののように写るじゃない。それが写真の面白さですね。やっぱり気持ちなんだよ。いろんな気持ちになったっていうところがいいよね。なんか撮らなきゃっていうんじゃなくて、面白いものがあるから、なんか撮っちゃおう、という方向に行けば大成功。今回は大成功だったね」と今回のロケに太鼓判を押した。

そんな新垣はロケ後、「あまり絞りがどうとか、試したこともなくて…。それがちょっと教えてもらって、いつもと違うレンズをつけて覗いてみたら、いつもと違う写真ができたり、すごく奥が深いんだなって思いました。(立木さんに)教えてもらって、導いてもらい、こういう風になるっていうのが分かりました」と、さらに写真に対する思いが深くなった様子。このように、単に有名人が写真を撮るというだけでなく、プロの写真家が撮影テクニックを教えてくれるなど、見ている側も撮影技術が向上できる番組となっている。

また、10月18日(木)と25日(木)の第2弾にはトリンドル玲奈が登場し、80年代にロンドンでデビット・ボウイなど数多くのアーティストを切り取ってきたポートレートの名手、ハービー・山口氏のアドバイスで撮影を行う。前編では大のネコ好きで普段から自宅で愛猫を撮っているというトリンドルが東京・上野界隈を探訪し、ネコカフェで21匹もの愛くるしいネコたちを撮影。また、ネコの街・谷中では人物撮影にも挑戦する。後編では東京・下北沢でポートレート撮影を。街行く人に声を掛け、ダンサー志望の女性やブティックの男性店員など、ステキな笑顔を向ける人たちが次々と被写体になっていく。そんな中、ハービー氏が最後にカメラを向けたのは、ポートレートの撮影に夢中になっているトリンドルのアップ。そこには、普段、モデルとして見せる顔とは別の、トリンドルの素顔が切り取られている。

10月の4回は“若い女性×ミラーレス一眼レフカメラ”という、まさに最近流行の“カメラ女子”向けの構成となったが、今後は男性著名人や一眼レフカメラの登場も期待される。

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