映画「ツナグ」(公開中)の初日舞台あいさつが、10月6日、都内の映画館で行われ、出演者の松坂桃李、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一と平川雄一朗監督が登壇した。
同作品は、直木賞作家・辻村深月の第32回吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説を映画化したもの。すでに死んでしまった人との再会を仲介する使者“ツナグ”を通じて、人と人とのつながりや絆の大切さを描く。
松坂は、「『ツナグ』という作品を映画化すると聞いた時に、どうしても歩美という役をやりたくて、誰にもやらせたくないなと思ってて…。今回、この作品に自分の名前を刻めたことが本当にうれしくてしょうがないんです」と作品に懸ける熱い思いを明かした。
また、全国約150媒体に渡るプロモーション活動について「樹木さんと過ごした時間が、撮影していた時間よりも、プロモーション活動で一緒にいた時間の方が上回りました」と告白。樹木の印象について「本当に底がしれません! 長い時間一緒に過ごしたんですが、結局何もつかめませんでした…(笑)」と話すと、樹木は「“底なし沼”の樹木希林です。どうもありがとうございました」とコメントし、会場を沸かせた。
そんな中、桐谷が「心からこの作品に参加できてよかったなと思います」と撮影を振り返ると、樹木が「でも、他の映画館でハイヒールがどうかしたっていう…」と、同日行われた映画「新しい靴を買わなくちゃ」(公開中)の舞台あいさつにも参加していたことをチクリ。桐谷は慌てながら「今は『ツナグ』なので、ハイヒールのことは置いといていただいて…」と苦笑いを浮かべていた。
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