10月3日発売のぱすぽ☆の6thシングル「WING」を買うとCD1枚で2名まで参加できる「ぱすぽ☆WINGフェス」がZEPP TOKYOで開催され、昼、夕方、夜の全3公演に、延べ6000人以上のパッセンジャー(ファン)が詰めかけた。各公演で新曲「Love Diary」を初披露した他、夜の第3部ではさらに新曲「Tap my toe」も初めて公の場で熱唱。併せてこれらの曲が収録された約1年ぶりとなる2ndアルバム『One World』が11月14日(水)に発売となり、11月18日(日)には東京・品川ステラボールで「One Worldフェス」が開催されることも発表された。
「Next Flight」から始まった、CD1枚で本格的なライブが観覧できるフェスの開催ももうお馴染みとなった今回、会場もZEPP TOKYOと、およそ無料ライブとは思えないような会場で、1時間以上のライブが3公演行われた。夜の第3部は「WING」からスタート。PVでしている普段と違ったドラキュラメークで登場した9人のクルー(メンバ)が登場すると、最初からパッセンジャーのボルテージが上がる。自己紹介の後、「2days」「ダムダムフリーダム」と続き、恋する女の子が彼に夢中になり過ぎてどうしようもないという心境を歌った新曲「Love Diary」を熱唱。さらに、出来立てホヤホヤだという「Tap my toe」も披露した。「Next Flight」「ViVi夏」「Go On A Highway」と続き、「LA LA LOVE TRAIN~恋の片道切符」では、10月6日に18歳の誕生日を迎えた増井みおのために、パッセンジャーが担当カラーの水色のサイリウムでお祝いを!
「マテリアルGirl」では、ぱすぽ☆の音楽プロデューサー・ペンネとアラビアータ率いるバンドも登場し、パッセンジャーも一緒になっての振りコピで会場が一体となって盛り上がる。ここで、一旦クルー(メンバー)は退場し、スクリーンで11月のニューアルバム発売とそれに伴うフェスの開催が告知され、さらに会場が沸き上がると、クルーとバンドが再登場。続けざまに「夏空HANABI」「Dear My Friend」のラスト2曲も生バンドバージョンで歌い上げた。
パッセンジャーの祝福を受けた増井は、「ロックバンドだったらみんなの中に飛び込んでいけたのに、アイドルだから飛び込めなくて残念…でも、20歳になったらみんなの中に飛び込みます!」と宣言。また、ニューアルバム『One World』にはエアライン三部作のダンスショットも収録されているということで、チーフパーサー(サブリーダー)の藤本有紀美は「ダンスショットを見て振り付けを覚えて、文化祭や年末の宴会などで披露してほしい」とPRした。
さらに、「WING」がオリコンウィークリーチャートで上位にランクインすることが確定したと槙田紗子より発表されると、会場の全員が喜びを分かち合った。槙田は「数字にこだわるなという方もいますが、私たちは(デビュー曲「少女飛行」の)1位からスタートしたから、正直ずっと順位は気になっていました。みなさんが支えてくれたおかげでまた上位を取ることができました。ありがとうございます」と心境を吐露し、会場のみんなに感謝した。
最後はキャプテン・根岸愛が「また私たちに付いてきてください!」とメッセージを送り、幕を閉じた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)