'13年大河ドラマ「八重の桜」にオダギリジョー、勝地涼、水原希子らが出演決定!!

2012/10/11 19:11 配信

ドラマ

'13年大河ドラマ「八重の桜」の新キャスト発表会見に、出演者たちが登場

NHK総合で'13年1月6日(日)から始まる大河ドラマ「八重の桜」に出演するキャストの発表が10月11日、同局内にて行われた。主演・新島八重を演じる綾瀬はるかのほか、新キャストとしてオダギリジョー、勝地涼、水原希子、谷村美月、及川光博、高嶋政宏、松方弘樹の8名が登場した。また、会見には出席しなかったが、小栗旬、奥田瑛二の出演も発表された。

会津戦争で傷ついた八重を愛した二人目の夫・新島襄を演じるのはオダギリジョー。八重の幼なじみ・山川大蔵の弟で白虎隊時代の悲劇を乗り越えて、東京帝国大学総長へと上り詰めた山川健次郎役を勝地涼。会津戦争の悲劇を克服し、日本初の女子留学生として渡米、帰国後はかつての宿敵・大山巌と結婚する大山捨松は水原希子が演じる。

八重の新天地・京都で八重と深く関わっていく人々には、京都で失明した八重の兄・覚馬を献身的に支える小田時栄を谷村美月が演じる。長州藩のリーダーであり、会津藩の覚馬とは宿敵であったが、新政府樹立後は京都の再建に向けて手を取り合い覚馬に大きな信頼を寄せていく木戸孝允を及川光博。木戸に推挙され戦などで衰退した京都の再建に奔走、その右腕として覚馬を抜擢し、八重の半生にも大きな影響を与えていく槇村正直を高嶋政宏。さらに、当時の京都経済界の顔でる覚馬の新しい考え方に感銘を受け、京都の再建に取り組む八重や覚馬を支えた大垣屋清八を松方弘樹が演じる。

また、覚馬の生き方にも影響を与えた維新の志士・吉田松陰を小栗旬。その松陰や覚馬に日本の進むべき道を説いた佐久間象山を奥田瑛二が演じ、江戸から明治に移っての物語を盛り上げていく。

八重の二度目の夫を演じるオダギリは「二十歳の時にアメリカに渡って向こうで生活をしたという自分自身との共通点や、何よりジョーという名前の共通点があるので興味が持てました。新島襄という有名な人物を演じるに当たって、イメージを壊さないように自分の新島襄像を出せるように演じていきたいです」と意気込みを語った。山川健次郎を演じる勝地は「とても偉大な方なので、自分にピッタリな役柄だと思うようにしています。会津藩出身ということで、会津の方の真っすぐな生き様を表現できたらいいなと思います」と自信をみせた。大山捨松を演じる水原は「捨松は波乱万丈な人生を送っていた方ですが、それを全てプラスに変えてしまう力を持っていて本当に格好良くて魅力的な女性です。彼女の人生を演じられることがすごく名誉なことだと思います」と出演を喜んだ。

木土孝允を演じる及川は「冷静な判断力を持って激動の幕末そして明治を生き抜いた人物なので、緊張感のあるシーンが多いと思います。心境の変化や人間性が伝わる演技をして作品を作っていきたいと思っています」と独特の語り口調で話すと、高嶋は「今のような語り口調の木戸孝允に推挙されて最終的に京都府知事になる役ですが、八重から結構ツッコマれる役らしいので、今からどれくらいツッコマれるのかゾクゾクしています」と会場を笑わせ和ませた。

最後に綾瀬は「今日このようにして新たなキャストの皆さんが加わり、来年の撮影がすごく楽しみになってきました。力を合わせて全国の皆さんに毎週楽しみだと思っていただけるような作品をお届けできたらいいなと思っています」と意欲いっぱいに語った。