人気作家・高村薫の「レディ・ジョーカー」がWOWOWプライムでドラマ化され、上川隆也と柴田恭兵が出演することが分かった。
本作は'85年に発生した「グリコ・森永事件」から着想を得たとされる社会派サスペンス。'04年には渡哲也主演で映画化もされた。ある日、業界のトップメーカー・日之出ビールの社長である城山(柴田)が誘拐される。刑事の合田(上川)らが捜査に当たるが、程なくして城山は解放される。だが、その後“レディ・ジョーカー”と名乗る犯人グループは350万リットルのビールへの異物混入をほのめかし、城山に20億円を要求するというストーリー。
本作の監督・脚本などの制作スタッフは'10年に放送され、好評を博した連続ドラマW「マークスの山」のメンバーが集結。合田刑事を演じる上川は「『マークスの山』に続き、今回も合田を演じられる事を心からうれしく思います。地上波放送や映画ではない“WOWOWのドラマW”というフィールドに、高村薫先生作品の濃密な物語をスタッフ・共演者と共に描き出していきたいと思います」とコメントし、城山役の柴田は「『レディ・ジョーカー』は本格的なサスペンスです。上川隆也さんをはじめ、初めて共演させていただく方も多いので、今から撮影が楽しみです」と意気込みを語った。
なお、放送開始は'13年3月を予定。第1話は無料放送のためBSの視聴が可能であれば誰でも見ることができる。
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