10月14日(日)、ジャーナリストの池上彰が最新のニュースを分かりやすく解説する特番「池上彰の学べるニュース 緊急生放送SP」が放送される。今回は生放送を含む4時間の拡大版で、緊張感が高まる近隣諸国との“領土問題”、警察が介入する事態に発展した“いじめ”について、そして“消費税増税”に関する問題を取り上げる。
消費税に関する問題では、ことし8月に成立した「消費税増税法」について解説。社会保障費を補う目的で制定されたものの、実際には数%の消費税増税では増え続ける社会保障費を賄うことはできないという。日本の消費税は今後どのような局面を迎えるのか、池上が土田晃之と押切もえと一緒に訪れた、消費税25%のデンマークのレポートを交えながら、日本の消費税のシステムについてじっくり考える。
「いじめと教育問題」では、意外と実態が知られていない教育委員会ついて解説。滋賀・大津で教育の現場に警察が介入したことがきっかけとなり、連日ニュースで取り上げられるようになったいじめ問題だが、同時に“教育委員会のあり方”にも関心が寄せられている。教育委員会のシステムや、いったい何をしている機関なのかなどを紹介する。
そして、韓国や中国、ロシアなど近隣諸国との“領土問題”についても解説。韓国との竹島領有権問題、ロシアとの北方領土問題、その裏側にあるさまざまな事情を、池上ならではの広い視野で分かりやすく伝える。また、ユーロ危機の現状と今後の世界経済について伝えるべく、失業率50%を超えるというスペインでのデモに池上彰が突撃取材する。
今回、土田晃之、劇団ひとりと共に池上の解説を聞くゲストは、石原良純、六角精児、押切もえ、安めぐみ、AKB48・秋元才加、小島慶子、坂下千里子、五十嵐隼士、福田萌。取り上げるのは、どれも連日テレビや新聞で報道されているものばかり。聞いたことはあっても、その本質はあまりよく知らない“ニュースの本質”を、池上の解説を通してゲストともに身近な問題として考えていく。
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