東映チャンネルとファミリー劇場では、共同プロジェクト「東映チャンネル×ファミリー劇場ドラマクロスプロジェクト」を実施。東映チャンネルでは“本格派刑事ドラマの最高峰”「特捜最前線」を、ファミリー劇場では“セクシーアクションドラマの金字塔”「プレイガール」を新たなキャスト・スタッフによってリメーク。それぞれのリメークだけでなく、アナザーストーリーを加えて両作のコラボ版「特捜最前線×プレイガール2012」も制作された。
今回ファミリー劇場でのリメーク版「プレイガール2012」の放送を記念して、七瀬凛役の杉本有美と、甲斐火那子役の長澤奈央に本作に懸ける意気込みを聞いた。
――「プレイガール」リメーク版で、お互い共演すると聞いた時はどうでしたか?
杉本「共通の友達から話は聞いていたのですが、共演できると知って私はすごくうれしかったです。現場を引っ張ってもらって、アクションに関してもすごく助けられました」
長澤「私もです。炎神戦隊ゴーオンジャーに出ている有美ちゃんがかわいくて、どうしても有美ちゃんと友達になりたかったのですごくうれしかったです。有美ちゃんはすごく凛に合っていると思うので、その凛を支えている火那子役として、一緒に作品作りができて良かったなって思います」
――それぞれ演じた役とご自身の共通点、もしくは違う点はありましたか?
杉本「凛は感情のままに動くんですが、私は割と考える慎重派タイプなので、そこは違いましたね。でも演じていて、凛の強さや女性らしさに助けられました。アクションしている時も、凛になってやっていると強くなったように感じられました」
長澤「私は火那子に似ている部分が多くて、割とあんな感じです(笑)。時間があれば筋トレしたりもしますし、人の面倒を見るのも好きなので、台本を初めて読んだ時に火那子が自分に近くてびっくりしました」
――タイトな衣装ですが、大変なことはありましたか?
杉本「実は一人じゃ着られないんです。私のはコルセットみたいになっていて、誰かに締めてもらわないといけなくて」
長澤「久しぶりだと『どういう順番で着るんだっけ?』って分からなくなっちゃいます(笑)。(衣装デザインは)竹田団吾さんなので凝った作りになっていて、それを着こなせるように頑張りました。衣装合わせでは、20着くらい着てすごく時間をかけて選びました」
――そんな衣装を着るための、スタイルを維持する秘訣(ひけつ)があれば教えてください。
杉本「私はいつも腹7分目~8分目くらいになるように、食事をしています。(お酒を)飲む時は飲むんですけどね。おなかいっぱいで苦しい状態で動きたくないですし、そういうところに気を付けています」
長澤「私は運動しますね。ジムに行ったり、キックボクシングをやったり。もともとアクションはすごく好きなので、この作品でもアクションができてうれしかったです」
――リメークということで、古い作品との差別化や、お色気シーンについてなど、田崎竜太監督から指示はありましたか?
長澤「監督からの指示は特になかったですね。『2012年に作るプレイガールを面白くやろうよ』という感じで、好きにやらせてもらいました。お色気シーンに関してもあんまり意識していなかったですが、胸を強調した衣装になっています。監督とは、役作りに関してはかなり話しました。火那子に関しては、『当たり前のことをしないでほしい。ふざけたりしてもいいし、怒ってもいい。型にはまった芝居というよりは、やりたいようにやって』と言われたので、自由に動きました」
杉本「ストーリー自体、ハイテクな機械があったり昔では考えつかないような展開だったと思うので、とにかく楽しんでやりました。お色気に関しては、衣装は基本的に短パンで足が出ているとか、透けているとか、そういった部分はありましたね。凛はやんちゃな性格なのですが、私は普段やんちゃじゃないので、監督から『もっと元気良く』と言われました。それで監督が目の前でお手本を見せてくれたりもしましたね」
――最後に、本作の魅力と見どころを教えてください。
長澤「(今回は“クロスプロジェクト”ということで)同じシーンなんですが、違う角度で撮り直したりしたんです。両作のコラボ版を見た時に『わ!こうやってつながったんだ』って、田崎監督すごいって思っちゃいました。自分たちが出ている『プレイガール2012』を見て、コラボ版を見たので『特捜最前線2012』が見たくなりましたね」
杉本「私は負けず嫌いで与えられた物には120%で返したいなって思っていて、今回は120%出し切りましたし、個人的には精神的に鍛えられた作品になりました。『特捜最前線2012』も『プレイガール2012』も『特捜最前線×プレイガール2012』も全部見てほしいです!」
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