「実験刑事トトリ」で若手刑事を演じる高橋光臣にインタビュー！

11月3日、夜9時よりNHK総合でスタートする土曜ドラマスペシャル「実験刑事トトリ」で警視庁捜査一課の刑事を演じる高橋光臣にインタビューを行った。

同作は、元動物生態学の研究者で43歳にして刑事に転身した論理派の主人公・都鳥博士が、真っすぐな性格の安永哲平とコンビを組み、事件を解決していく刑事ドラマ。犯行は毎回、100％の完全犯罪でドラマの冒頭で犯人の犯行を見せるスタイルで展開していく。高橋は三上博史が演じる年上の新人刑事・都鳥博士とコンビを組む、強い正義感を持つ警視庁捜査一課の刑事・安永哲平を演じる。

高橋は自身が演じる安永の人物像について「考えていることも悩んでいることも分かりやすいキャラクターです。問題を起こすことも多いのですが真っ直ぐで熱血漢な性格で分かりやすく憎めない人間です。一緒に見ながら笑ったり感動したりしてもらえる人物だと思うので、多くの方に愛される安永になればいいなと思っています」と自身の役柄を分析。さらに「出演が決まったときは自分でいいのかなという思いがあったのですが、西田征史さんの脚本を読ませていただいて、とても面白いと衝撃を受けました。それをどのように劇中で表現していけるかとてもワクワクしました」と振り返った。

刑事としてコンビを組む三上については「僕からしたら三上さんという存在が大きすぎて、初めて現場に入った時はどのように接すればいいのか気にしていたのですが、逆に緊張している僕を三上さんが気遣ってくれて、笑わせてくれたりしました」と語り、「三上さんは現場にいてもまず怒らないですね。その落ち着いている雰囲気が現場の空気を作っているんだなと見ていて感じます。今回、三上さんはせりふが長いので、三上さんの話すテンポだったり、ニュアンスを一生懸命聞いて勉強させてもらっています」と役者の先輩と共演できたことを喜んだ。

最後に「三上さんは劇中では年上の新人ですけど、そこで自分が先輩としてがっつり言うべきところは言って、ひくべきところは引くという、そのやりとりがドラマの面白さの一つだと思うので注目して見ていただきたいです。あまり難しく考えずに、一緒に謎解きを楽しんで見ていただきたいです」とドラマの見どころを語った。