ビートたけし「キムタクさんのおまけみたいなもんですから(笑)」 ACC CM フェスティバル

2012/11/01 20:33 配信

芸能一般

タレント賞を受賞したビートたけし

「2012 52nd ACC CM FESTIVAL」の贈賞式が11月1日、都内で開催された。

このCMフェスティバルは日本最大のイベントで、全応募数2004点の中から選ばれたテレビCM部門、ラジオCM部門、マーケティング・エフェクティブネス部門の各賞と、総務大臣賞/ACCグランプリが贈賞された。

また、「CMにおける優秀な演技」に対して贈られるタレント賞に、「トヨタ自動車/企業ReBORNシリーズ」からビートたけし、木村拓哉、「ダイハツ工業/『日本のどこかで』シリーズ」から瑛太、吹石一恵、「サントリーホールディングス/グリーンDAKARA」からグリーンダカラちゃん、「サントリーホールディングス/BOSS贅沢微糖ほか」から大森南朋がそれぞれ輝いた。

贈賞式には、ビートたけし、木村拓哉、吹石一恵、グリーンダカラちゃんが登場。受賞者たちは「こんなすばらしい賞がいただけるなんて、夢にも思ってなかったのですごくうれしいです」(吹石)、「キムタクさんのおまけみたいなもんですから(笑)」(ビートたけし)、「信長と秀吉の設定は理解してるんですけど、現場で果たしてたけしさんに向かって『サルっ!』って言っていいのかと思ってましたが、本番では思い切って言わせていただきました」(木村)とそれぞれ受賞の感想や撮影の思い出を語った。

そんな中、木村が「台本では、(自分が信長役だが)先輩の秀吉役のたけしさんに、『草履を温めときました』っていうだけだったんですが、たけしさんが『そのせいふは俺だろ?』っておっしゃって、急きょもう一足草鞋を用意して、今の作品になったんです」と制作秘話を披露。

一方、たけしは、海に向かって「バカヤロー」と叫ぶシーンについて「俺の口癖だと、前に“ダンカン”が付くんだけどね」とおどけてみせ、会場を沸かしていた。

総務大臣賞/ACCグランプリには、テレビCM部門「トヨタ自動車/企業ReBONE」「本田技研工業『負けるもんか』」、ラジオCM部門「パナソニック/コンパクトソーラーライト『一度きりのラジオCM』」、ME部門「ファーストリテイリング/『ウルトラライトダウン+ヒートテック』キャンペーン」が表彰された。