見どころは“キスシーン”と“思いの強さ”!? 「三銃士」のアフレコに人気声優が挑戦!

2012/11/06 09:00 配信

映画

日曜洋画劇場「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のアフレコに挑戦した日笠陽子と茅野愛衣(写真左から)

11月11日(日)、「日曜洋画劇場」(テレビ朝日系)にて地上波初放送される映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」で、人気声優の茅野愛衣と日笠陽子が映画アフレコに挑戦。茅野はアンヌ王妃、日笠はアンヌ王妃に仕える侍女・コンスタンス役で映画に華を添える。これが初の映画吹き替え挑戦となる茅野は「初挑戦ということで、ものすごい緊張感の中やらせていただきました。最初は緊張していましたが、王妃の役なので余裕の笑みを浮かべながらやらなきゃいけないという心のチグハグ感を感じながらも、本番は王妃らしくいよう!という気持ちで…。なんとか頑張らせていただきました」と控えめにアピールした。

「三銃士―」は、17世紀フランス、銃士に憧れて地方都市からパリに上京してきた気が強く無鉄砲な青年・ダルタニアン(ローガン・ラーマン)の活躍を描く。念願かない、フランス最強の三銃士と親しくなったダルタニアンは、影の権力者リシュリュー枢機卿(クリストフ・ヴァルツ)の裏切りによって奪われたアンヌ王妃(ジュノー・テンプル)の首飾りを取り返すため、イギリスへ向かう。しかし、そこには王妃との“秘密”を握るイギリス貴族のバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)と、正体不明の美女・ミレディ(ミラ・ジョボビッチ)が立ちはだかる。ダルタニアンとアトス(マシュー・マクファディン)ら三銃士は、史上最悪の敵との決戦に向かう…というストーリー。

今回、茅野は、首飾りを奪われてしまうフランス王妃・アンヌの声を担当。自身が演じるアンヌ王妃について「現場ではたぶん一番不慣れな新人でも、作品の中では相当位の高い人なので、そこだけは『私が王妃よ!』ってピリっと気持ちを作ろうと思いましたね。そこが今回の私の一番のテーマかもしれません」と気持ちでは負けていなかったよう。また、初の映画吹き替えにもかかわらず共演者は大御所ぞろいということで「皆さん格好良いですよね。声を聞いた瞬間キュンとしました。すごくドキドキしました。聞きながら男の人の渋い声もそうですし、なんと言ってもミレディ(岡寛恵)の声のセクシーさにやられました(笑)」と先輩の声に聞き惚れていた。

一方、そんなアンヌ王妃の侍女・コンスタンスの声を担当する日笠は「三銃士は既にDVDも発売されていて、いろんな人が知っている作品なので、今回出させていただいて光栄です。ストーリーの方も誰が裏切るのか分からない状態から始まっていて、少しずつダルタニアンも成長していく姿とか、ワクワクドキドキするストーリーだなと。吹き替え経験は少ないですが、先輩たちのお芝居から何か盗んで帰りたいと思って精いっぱいやらせていただきました」と感想を語った。また、「日曜洋画劇場」独特の収録スタイルについて「衛兵さんの役の方とか、本当にどんどん入れ替わり立ち代わりで出てくるのですが、ベテランの皆さんも体ごと動いていて、役をそのままトレースしてご自分でお芝居されているんですね。ピリッとしますね。背筋が伸びます」と先輩声優へ敬意を表した。

最後に、自身の見どころについて「やっぱりキスシーンです!(笑)」(日笠)、「とにかく王妃はずっと陛下のことが大好きっていう“思いの強さ”をぜひ見ていただきたいなと思います」(茅野)とそれぞれアピールした。