毎週木曜に放送中の「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)内の人気企画「芸能人節約バトル 1ヶ月1万円生活」に挑戦中のAKB・河西智美が、生活5日目にして途中断念していたことが11月8日の放送で明らかになった。長い歴史を誇る同番組でも史上初の展開に、同じく1万円生活に挑戦中の平成ノブシコブシ・吉村崇は「僕は『1ヶ月1万円生活』でも破天荒を貫いてきたつもりでしたが、今となっては河西さんが誰よりも破天荒だった気がします。実は芸人仲間から『破天荒なら、途中で止めちゃえよ』って言われてたんですけど、まさか河西さんがそれを5日目でやってのけるとは思いませんでした…。」と驚きを隠せない。
同企画は、人気芸能人が1カ月間、光熱費や食費などの全てを1万円以内で生活するというもので、自らが培ってきた節約術を駆使し、いかにお金を使わずに生活していけるかで競う。お金を使わない中でも、激安食材を使ったアイデアレシピや買い物術を披露し合う。今回は河西、吉村、そして経済アナリストの森永卓郎氏が3つどもえの節約バトルを展開してきた。
ところが、11月8日の放送で「1ヶ月1万円生活」史上前代未聞の事態である河西の途中断念が発覚。お気に入りのアロマランプや毛布、枕カバー、雑誌、CDなどを持参して節約生活の部屋を自分仕様の空間にしたり、自前のエプロンを着用してAKB48髄一と言われる料理の腕を振るったりするなど、順調な節約生活を送っていた…かに見えた。だが、その一方で、初日には「不安しかない…。ここ(=節約部屋)に来るまでに覚悟を決めてきました」と漏らすなど、不安も覗かせていた。そんな状態で迎えた5日目の中間発表で、3人が一堂に会するはずが河西はスタッフに「荷物を取りに帰る」と言い残し自宅へ帰ったまま戻ってこず、結局中間発表の場には姿を現さなかった。その後も一向に戻ってくる気配はなく、2度目の中間発表にも欠席。番組側も吉村、森永氏も戻ってきてほしいという思いから、番組スタッフと河西の話し合いがもたれることになったが、その場にも現れず、最終的に所属事務所と番組側による協議の結果、河西の節約生活断念が正式に決定。15日目の中間発表の場で、吉村と森永にもその事実が伝えられた。これには、河西と会う日を夢見ていた森永氏も驚いた表情で「『1ヶ月1万円生活』の“センター”っだった河西さんがいなくなるのは画的にもかなりマズイです。吉村さん1人ならまだしも、吉村さんと私の2人というのはゴールデンに堪えられないと思うんです。これは本当に現実なんでしょうか」と、動揺した様子。
一方、“破天荒”の先を行かれた格好の吉村は、河西へ向け「途中断念ということですけど、いつでも戻ってきて大丈夫ですから! 僕たち、待ってるから! お会いしたいんですよ。一緒に戦おう! 大丈夫、怒ってないから。一回だけでも誰かに姿を見せてくれ! 本当にいるか不安だから(笑)」と熱いメッセージを送った。
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