デビューから11年、3年連続レコード大賞受賞など、数々の金字塔を打ち立ててきたEXILE が、これまでにリリースし、大ヒットさせてきた曲ばかりを一挙に収録した究極のベストアルバム『EXILE BEST HITS-LOVE SIDE/SOUL SIDE-』を12月5日に発売となった。 CDは、全てが泣ける曲という、EXILE の「愛」が詰まった大ヒット・ラブバラードを集めた“泣きザイル盤”の「LOVE SIDE」と、EXILE の「魂」が詰まったアップナンバーを集めた “アゲザイル盤”「SOUL SIDE」の2枚組となっている。ほぼ全ての楽曲にVideo Clipがあり、その全てと未公開の映像作品を収録したDVD3枚付きの超豪華盤からCD2枚組の物まで、3タイプ発売される。
今回、このベストアルバムについて、ATSUSHI、TAKAHIRO、SHOKICHI、NESMITHの4人のボーカルが、聴きどころを語ってくれた。
――14人になって初めてのベストアルバムですが、出来上がっての感想をお願いします。
「14人になってまだ4年ほどなのですが、いろいろな事があったなと思い出されるアルバムです。全ての曲に深い思い入れがあるので、こうして2枚組で出せることに喜びを感じています」(ATSUSHI)
「EXILEの代表曲が集まっていますし、あらためて1曲ずつ聴くと、新たな可能性を感じさせてくれるアルバムになっていると思います」(TAKAHIRO)
「僕にとって初のベストアルバムなので、集大成であるとともに、また新たな一歩を踏み出すアルバムになっていると思います」(SHOKICHI)
「僕にとっても初のベストアルバムなので、一区切りついて、またEXILEの未来に向けて大きな力となるアルバムになったと思います」(NESMITH)
――収録楽曲で一番思い入れのある曲は何ですか?
「『SOUL SIDE』の2曲目の『Rising Sun』です。東日本大震災が起きて、自分たちがあらためて奮い立たされたし、見詰め直すこともでき、また14人が結束できた1曲です。社会貢献といえるほど大きなものではないかもしれないけれど、“日本を元気に!”ということをテーマに、世の中のために少しでも何かできたらいいなという思いを込めて、人生を懸けて作った作品です」(ATSUSHI)
「『LOVE SIDE』の12曲目の『運命のヒト-Orchestra Version-』です。EXILEに加入する前から大好きで、オーディションでも歌わせていただいた曲だったのですが、今回、再録してもらうことができたので、これからもずっとずっと大切にしていきたい曲だとあらためて思いました」(TAKAHIRO)
「『SOUL SIDE』の5曲目の『I Wish For You』です。『レコード大賞』など、それまでの自分のキャリアでは考えられなかった大きな舞台で披露することができた曲で、それをきっかけにもっともっと自分が成長することができた曲なので、今後も大切にしていきたいです」(SHOKICHI)
「『SOUL SIDE』の12曲目の『Someday』です。14人になって初のリリース曲で、今でもこの曲をパフォーマンスすると初心に帰れるし、あらためてこれから先も頑張っていこうと思える曲だからです」(NESMITH)
――「SOUL SIDE」の1曲目に収録されている「Sun is rising again」という新曲について聞かせてください。
「このベストアルバムを出すに当たって、タイトルを『Rising Sun』にしてもいいんじゃないかという声もあった中で、『もう一度日本を元気にしたい! 陽はまた昇る!!』という思いを込めて自分が作詞・作曲をし、『Rising Sun』の序章として1曲目に入れました」(ATSUSHI)
「この曲が1曲目に入ることで、アルバムがギュッと締まった感じになりました。大和魂を持って歌いました」(TAKAHIRO)
――「LOVE SIDE」の14曲目(最後)の「Bloom」についてはいかがですか?
「もともとはリーダーのHIROさんの結婚祝いに何かできないかということで、HIROさん結婚のキューピッド役で、二人のことをよく知る方に詞を頂いて、自分が作曲した曲です。そして、結婚披露パーティーでHIROさん夫妻を囲みながら、参加した事務所のアーティストみんなで歌った曲です。HIROさんはあまり人前で涙を見せることがないのですが、その時は感動して、さすがにうるっときたと言っていました。そんな、当初は収録する予定はなかった曲なのですが、スタッフの皆さんからの提案で、この曲はぜひ世の中の人にも聞いていただいた方がいいのではないかということになり、HIROさんはEXILEのプロデューサーとして、自分の結婚披露宴のために作られた曲を収録することを悩んだようですが、メンバーからもスタッフがそう言ってくださっているのだから入れましょうよと提案して、最終的に収録されることになりました。MV収録には、劇団EXILEやE-Girlsなど、LDHのたくさんのアーティストが参加していて、いい思い出にもなったので、皆さんにも見ていただきたいです」(ATSUSHI)。
――最後に、12月にはクリスマスもありますが、このアルバムの中からクリスマスに歌ってあげたい曲は何ですか?
「『運命のヒト-Orchestra Version-』。もし、自分が恋をしていたら、相手の女性に歌ってあげたいですね」(NESMITH)
「『LOVE SIDE』の3曲目の『あなたへ』ですね。クリスマスシーズンの歌でもありますから、ドンピシャだと思います」(SHOKICHI)。
「これもクリスマスシーズンにリリースした曲ですが、僕は自分で詞を書かせていただいた『LOVE SIDE』の8曲目の『I Believe』です。しっとりというよりは、仲間とワイワイしているときに歌いたいですね」(TAKAHIRO)
「僕は基本尽くすタイプなので、『歌って』と言われた曲は何でも歌いますよ(笑)。でもクサい感じは苦手なので、あえて『Choo Choo TRAIN』とかでみんなで盛り上がる感じとか」(ATSUSHI)
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