北大路欣也、黒木瞳らが熱演!「全身全霊で闘いました」

2012/11/21 21:48 配信

ドラマ

新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」の製作発表記者会見に登壇した出演者たち(C)テレビ東京

テレビ東京で2013年1月2日(水)に放送される新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」製作発表会見が都内で行われ、出演者の北大路欣也、黒木瞳、国仲涼子、伊藤英明、須賀健太、中村蒼、西井幸人、小林稔侍、岸谷五朗が役衣装で出席した。

昭和54年から毎年1月2日に長時間の時代劇を放送し、35作品となる本作品は、「白虎隊」に象徴される会津の人々の運命を会津藩家老・西郷頼母(北大路)と妻・千重子(黒木)ら西郷家を中心に描く。

一途に会津のことを思い、身を捧げる強い信念を持つ西郷頼母を演じる北大路は「スタッフの皆さんと共演者の皆さんと全身全霊で闘いました」と撮影について明かす。続けて、「いかに自分が素直に自分の役と向き合って、体現できるかということに一番神経を注いだと思います。しかし、自分で解決できないところは出演者の皆さんと一緒になって出来上がってくるところは随分たくさんあったように思います」と語った。

また、そんな頼母を支える妻を演じる黒木は「頼母は歯に衣着せぬ物言いで、かんしゃく持ちですし、ただ正しいことしか言わない。その辺りが私にとっては理想の男性だなという風に感じました。それからものすごく家族を愛して、しっかり愛されましたので、男の美学が見えました」と頼母の魅力を明かす。

さらに、互いに初共演となる伊藤と岸谷。伊藤は「岸谷さんは現場では本当に頼れる兄貴という感じで、ハートも熱く、お芝居に関する話などもして下さいまして、今度ぜひプライベートで酒を酌み交わしながらお話をしたいと思います」と笑顔で宣言。

一方、岸谷も「テクニック論ではなく心から出る芝居をすごくしていて。今回もこれまでやってきた演技の重さみたいなことが役に出ていて、今までたくさんやってきた芝居が積み重なっているんだなと感じました」と伊藤を絶賛し、「ゆっくり酒を飲んで話します」と会場を沸かした。