NHK BSプレミアムで2013年4月から放送予定のプレミアムドラマ「真夜中のパン屋さん」の制作発表があり、主演に滝沢秀明が決定したことが分かった。
同作は大沼紀子原作、第2弾までで累計50万部突破しているベストセラー小説をドラマ化したもの。都会の片隅にあり、真夜中だけ開く不思議なパン屋を舞台に、笑顔のオーナーと、口は悪いが腕は立つブランジェ(パン職人)、訳あって居候する女子高生が、さまざまな事件を通してお客さんたちと触れ合っていく姿を優しく描く。滝沢が演じるのは、真夜中のパン屋「ブランジェリークレバヤシ」のオーナー、暮林陽介。エリート・サラリーマンから一転、パン屋のオーナー兼見習いになるが、隠された過去を持ち、謎に包まれた男性だ。
滝沢は主演を演じるにあたり、「久々の連続ドラマになりますが、一人でも多くの方に見ていただけるように頑張りたいと思います。今回のドラマは、見ていただく皆さんの気持ちをほっこりさせるようなドラマになりそうです。新たな滝沢秀明をお見せできればと、僕自身も今から楽しみです。ぜひご期待ください」と意気込みを語った。
また、番組プロデューサーは滝沢の起用について「あの笑顔です。滝沢さんの包み込むような笑顔は他の誰にもまねできない。真夜中にぽわんとともる明かりに誘われて店内に入ると、あの笑顔が待っている。きっととても柔らかな笑顔でしょう。そんなパン屋さんがあるといいなと思いました。そして、近頃の滝沢さんからはたくましさを感じます。人を受け止める広さを感じます。そんな男性が、毎回人との出会いで少しずつすてきさに磨きがかかっていく姿を、ご期待ください」とコメント。
これまで、滝沢のNHKでのドラマ出演は大河ドラマ「元禄繚乱」('99年)、大河ドラマ「義経」('05年)、正月時代劇「雪之丞変化」('08年)で、同作は現代劇初主演となる。撮影は'12年12月末からスタート。
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