狩野英孝インタビューPart1「(千原ジュニアとロンブー淳は)かわいそうだなって思います」

2012/11/24 14:00 配信

バラエティー

「結婚できない司会者と15人の嫁いる芸人」に出演する狩野英孝(C)テレビ朝日

11月25日(日)、モテるのになぜか結婚とは縁遠い司会者の千原ジュニアとロンドンブーツ1号2号・田村淳によるバラエティー「結婚できない司会者と15人の嫁いる芸人たち」が放送される。9月21日放送の第1弾に引き続き出演する“嫁いる芸人”の狩野英孝にインタビューを敢行。結婚の魅力や思い出、具体的なエピソードについて徹底的に語ってもらった。

――長時間の収録お疲れさまでした。本日の感想をお聞かせください。

前回に増してパワーアップしましたね~。「結婚番組」はいろいろとありますが、あまり掘り下げないですし、幸せな“ラブラブエピソード”だけを話す番組が多い。でも、この番組はぐちになるかもしれないですけど「こういうところを男は我慢しているんだよ~」とか、「それは我慢じゃなくて幸せを掴むための努力なんだよ~」という話を15人の“嫁いる芸人”が語り合う。僕は2回目なんですが、今回は前回に比べて言えなかったことも言えました。まだまだ皆さんあるだろうし、話すことによってストレス発散というか。仕事というよりはママさん会…いや、“旦那さん会”みたいだから、お互いお酒を飲みながらやりたいなという気持ちはありました。 

――1回目と比べて特に変わったなと思う点を挙げるとしたらどこでしょうか?

家庭によっては子供がいたり、10年以上の夫婦だったり、新婚だったりとさまざまな家庭がいますよね。みんな誰も知らないそれぞれの努力があったんだな~って思うし、僕も自分ではいい旦那さんをやっているつもりなんですけど、ほかの家を見ると「すごいなあ」って感心させられます!

――今回の出演者ではいちばん新婚ホヤホヤでしたが、先輩芸人たちのお話でうらやましかった話はありましたか?

シンプルに子供ですね。写真とか映像を事前に撮ってきてくださいと言われてきたんですけど、ほかの子供がいらっしゃる芸人さんたちの映像とかを見ると本当うらやましく思いますね。早く欲しいなあって。

――そもそも子供自体は好きな方なんですか?

好きですよ。イベントとか、やっぱり僕がテレビに出始めたころとかは小・中学生に支えられていたこともありますし、だからそこに関しては愛情がわいちゃいます。僕の母が保母さんだったから、昔そのお手伝いとかに行っていたりして、もともと好きでした。だからお子さんがいる方はうらやましいですよ!

――では子供は何人くらい欲しいですか?

今回の出演者には子供がいない人もいたし、4人いらっしゃる人も。それに男の子だけという人もいたし、子供ができて何カ月という人や双子がいるという人も。本当にさまざまなお話を聞いていく中で、子だくさんの方の写真を見ていると多い方が楽しいだろうなと思います。ああいうVTRとか写真を見ると、大変だろうなとは思いつつもそれ以上に幸せなんだろうなって、改めて気付かされますよね。

―――そういう幸せな話ばかりじゃなく、淳さんとジュニアさんのように結婚できない人もいるわけですが…。

そうなんですよ! それは本当、こんな言い方しちゃだめだと思いますけど、かわいそうだなって。なんていうか、あそこまで完璧だと結婚願望とかはもともとないんでしょうけど、お二方共後輩をいじるのがうまいじゃないですか。場を楽しませることとか。こういう方が結婚して子供をたくさん持ったら、本当に賑やかな家庭になりそうですよね。だから“宝の持ち腐れ”じゃないかな。でも、僕らはそういう人たちに助けてもらっている部分もありまし、そんな僕でも奥さんを楽しませて、幸せな家庭を築いているから、あの二人が家族を持ったら本当に楽しいんだろうなあって思います。

―――では、ずばり狩野さんが考える“結婚”の最大の魅力は?

ベタなんですけど、やっぱりつらい時とかシンドイ時とかに助けてくれることが一番うれしいですよね~。「部屋に帰らなくてもいい」だとか、「帰っても冷え込んでいる」とか言っていましたけど、うちは基本的に僕の方が嫁より遅く帰ってくるので、電気もついていますし。シンプルにそういうところはいいですよね。仕事に関してもそうですが、へこんで帰ってきても部屋の電気は付いているし。一人暮らしの時は、落ち込んで一人で帰ってきたら電気を付ける気がしなかったですもん。暗いところでずっと朝までそのままいたから。電気が付いているかいないかで心の持ちようが違いますからね。待っていてくれて、ご飯も作ってくれて、そのいい香りもして…って。“命の恩人”とは言い過ぎですけど、妻がいなかったら今は僕はないなと思います!

(「狩野英孝インタビューPart2」へ続く)