宮崎あおいはやっぱりスゴかった！　是枝監督が明かす仰天エピソード

毎週火曜夜10時からフジテレビ系で放送中のドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(夜10:00-10:54)に登場する小さい生き物“クーナ”をモチーフにした絵本「クーナ」(発売中)の発売記念イベントが、12月9日、都内で開催。是枝裕和監督とクーナやロゴのデザインを手がけたイラストレーター・大塚いちお氏がトークショーを行った。

イベントでは、“クーナ”の制作秘話やドラマの中にちりばめられたこだわりについて告白。また、是枝監督が出演者にまつわるエピソードを披露した。

是枝監督は、今作で初めて仕事をしたという宮崎あおいについて「いろんなものが味方をしてくる女優さん。光とか風とか。撮影が押してきて、本当は夜じゃないのに夜になっちゃったとか、本当は夕景じゃないはずだったのに…ということが結構あるんだけど、そういうアクシデントを味方にしていく。『ここで、こんな風がふくのか!?』とか『ここで、風止むのか!?』とか！　すごいなと思いました」と明かした。

12月11日に放送の第9話では、クーナ探しイベントの前日に良多(阿部寛)は、以前、クーナの目撃取材の時にもらった小さな赤い帽子から、ケモノくさい臭いがすることに気付く。自分が森で見つけた赤い帽子にはそんな臭いはなく、不思議に思いクーナ研究家のもとへ帽子を持っていくと、研究家は「これは私が撒いた帽子じゃない」と断言。もしかしたら本物のクーナの帽子ではないか、と期待が膨らむが…というストーリー。