毎週火曜の深夜に放送中(一部地域を除く)のアニメ「新世界より」(テレビ朝日ほか)が、物語の前半を一気に振り返るスペシャル番組「『新世界より』まるわかり!前半イッキに振り返りスペシャル!!(仮)」を放送することが決定。人気キャラクターの早季とスクィーラが、ダイジェストコーナーを担当し“新世界ワールド”を案内する。
同アニメは「鍵のかかった部屋」や「悪の教典」などの原作者・貴志祐介氏が'08年に発表し、映像化不可能と言われ続けた同名の長編小説が原作。1000年後の日本を舞台に、5人の少年少女が“呪力”と呼ばれるこの時代の念動力を学ぶための上級学校へと進む12歳の幼少期から始まる。彼らはそこで、人類の血塗られた歴史を知るとともに、命を懸けた壮絶な冒険へと駆り立てられる。やがて14歳という青春時代を迎えた彼らは、より過酷な試練、胸を焦がす衝撃的な出来事に遭遇。そして、26歳の夏。予想だにしなかった未曾有(みぞう)の惨劇が人類を襲う。呪力という神の力を手に入れた人間、人間に劣らぬ知性を持った異種族(=バケネズミ)、さらにはゆがんだ進化を遂げた異形の怪物たち。さまざまな勢力や思惑が入り乱れる先の読めないストーリーは、主人公たちが12歳、14歳、26歳と時を重ねていく姿を描き、3部作という壮大なスケールで展開していく。
このたび第2部がいよいよクライマックスを迎え、第3部へ突入しようかという目が離せない展開の中、前半の重要ポイントを一気に振り返る。特に大きなターニングポイントとなる、第3、7、8、10話を丸ごとリピート放送するほか、それ以外のストーリーを早季とスクィーラの名コンビ(?)が、分かりやすくコンパクトにまとめて解説。まだ1度も見たことがないというビギナーから、しっかりと振り返っておきたいというディープなファンまで、誰でも楽しめる内容となっている。また、CSテレ朝チャンネルでは2013年1月20日(日)と21日(月)の連日、第2部・14歳編の第8話からの集中放送も予定。
さらに、同アニメファン待望のイベントも開催決定。「新世界より~From the Music,Film&Talk Session~」と題し、石浜真史監督や種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣、梶裕貴、高城元気、村瀬歩らメーンキャストが2013年1月29日(火)、中野サンプラザに集結。スペシャルゲストとして人気声優の浪川大輔、平田広明が来場し、「新世界より」の第1部~第2部を振り返りつつ、豪華出演者による名場面の再現・生アテレコを予定している。さらに、第3部の最新話先行上映に加えミュージックライブも敢行する。
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