松山ケンイチから綾瀬はるかに大河主役がバトンタッチ 1年を乗り切る秘訣とは!?

2012/12/20 15:01 配信

ドラマ

大河ドラマの主役バトンタッチをした綾瀬はるか、松山ケンイチ(写真左から)

NHK総合で12月23日(日)に最終回を迎える「平清盛」で清盛を熱演した松山ケンイチから、2013年1月6日(日)にスタートする「八重の桜」で山本(後の新島)八重を演じる綾瀬はるかに主役をバトンタッチする式が、12月20日同局内で行われた。

毎年恒例となっている主役ゆかりの名産品の交換では、「平清盛」主演の松山から、清盛が世界に開いた町・神戸が誇るブランド牛「神戸ビーフ」を綾瀬へ。「八重の桜」主演の綾瀬からは、新島八重が生まれ育った福島県会津地方に伝わる「起き上がり小法師(こぼし)」を松山に贈呈した。自身が絵を付けたという「起き上がり小法師」を贈呈した綾瀬は「いろいろ失敗もあるのですが、昨日の夜3時くらいまでかけて絵を描かせていただきました」と明かすと、松山は「手作りというところに感動しますね。ある意味世界に1つだけですし、綾瀬さんの気持ちが込められているので大事にします」と綾瀬の気持ちに喜んだ。

松山は長い撮影期間を体験し、1年間を乗り切るための秘訣やスタッフや共演者と仲良くなるために盛り上がるゲームを紹介。「1年間という長期間の撮影になるので、スタッフの方々との距離が近まれば、演技にも反映できると思います。僕たちは仲良くなるためにジャンケンで勝った人がジュースをおごれるというゲームをやって盛り上がっていました」と1年間を振り返り綾瀬にアドバイスを送った。綾瀬は「ぜひ“ジャンケン”はやってみたいです。甘えられるところは甘えて頑張っていきます(笑)。51年目ということで長い間続けてこられた出演者やスタッフの方々を思うと、すごく重みを感じます。大河ドラマを支えてくださった皆さんの気持ちに応えられる作品にしたいと思います」と率直な気持ちを語った。

また、綾瀬は震災を経験した福島の人々に対する思いを告白。「会津の人々も戦争で負けてから、何もないような状態からあきらめずに前を向いて生きていきました。会津の人々の生き方に対する姿勢が、震災を経験した皆さんの勇気や希望になっていけると思います」と舞台となる福島へメッセージを送った。