南沢奈央が母を疑似体験! 母親役を演じてあらためて感じた“母”への尊敬と感謝

2012/12/20 17:20 配信

ドラマ

プレミアムドラマ「神様の赤ん坊」に出演する渡辺大知、南沢奈央、吉田栄作、奥貫薫(左から)

12月23日(日)にNHK BSプレミアムで放送されるプレミアムドラマ「神様の赤ん坊」の完成試写会が、12月20日、東京・NHK放送センター内であり、出演している吉田栄作、南沢奈央、渡辺大知、奥貫薫が登場した。

同作は、北海道・函館を舞台に、クリスマスイブの夜、2組の男女に起きた小さな奇跡を描いたヒューマンドラマ。

主演の吉田は「人は誰もがそれぞれの荷物を抱えて生きているんだと、あらためて思い演じました。リアリティーがあり、説明の少ない良い作品が出来上がりました」とアピール。また、南沢は「母の役を演じてみて、母親のありがたみや大変さが分かりました。疑似体験できたような気がします。自分の母のことを尊敬したし、あらためて感謝しました」と思いを語った。ほか、奥貫、渡辺は「函館には懐かしい不思議な感覚がありました。また帰りたくなるような町」(奥貫)、「役作りのために、僕が何度か相談の電話をかけても、監督がきちんと応えてくれた」(渡辺)と、撮影を振り返った。

函館市電の運転手・岩館修一(吉田栄作)は、妻の瑞恵(奥貫薫)との間に“子供をめぐるある過去”を抱えながら、2人だけの生活を送っていた。一方、函館の病院では、大学生の早智(南沢奈央)が、出産を終えるも、父親であるミュージシャン志望の大学生・拓海(渡辺大知)の行方が分からなくなり、途方に暮れていた。クリスマスイブの夜、赤ん坊を抱いて病院を飛び出した早智は、修一が運転する市電に乗り込む。終点に着き、そこで下車した早智を見届けてから車内点検をする修一は、残された赤ん坊を発見。修一は瑞恵と共に赤ん坊の母親を探すことに。