トリノ五輪金メダリスト・荒川静香が大型バイクに乗る！

BS11で毎週火曜夜11時から放送中の「大人のバイク時間 MOTORISE」の1月8日(火)、1月15日(火)の放送回に、トリノオリンピックフィギュアスケート女子シングル金メダリストの荒川静香(プリンスホテル)がゲストで登場する。

大型自動二輪免許を'11年11月に取得した荒川が、番組ナビゲーターの中野真矢(元MotoGPライダー)と“警視庁女性白バイ隊　クイーンスターズ”のもとで、公道走行の基本を教わり、“安全運転とは何か”を2週にわたって学ぶ。都内にて安全運転講習の収録が行われ、収録後、荒川と中野が囲み取材に応じた。

荒川はバイクに乗り始めたきっかけについて「車の運転中に信号待ちをしていて、その時隣に止まった大型バイクの方が女性で、女性でもこんなに大きなバイクに乗るんだ、格好良いなと思い、それだけの思いで教習所に行きました。バイクを買わなかったので、1年間乗る機会がなく、そのままスケートシーズンに入ってしまって乗る機会を逃していましたが、今回“MOTORISE”をきっかけに、離れずに乗って行きたいなと思いました」と明かした。まだスケーターとして活躍している荒川が免許を取ることに周囲は反対したそうだが、「うちは家族がみんな免許を持っていて、父は乗りたくてうずうずしている人だったので、私が乗りたいと言った時にうれしそうな顔をしていました」と家族だけは荒川がやりたいことを尊重してくれたそう。

安全運転講習の収録では「基本に忠実に乗らなきゃいけないというプレッシャーが大きかったです。(教習所以外ではほとんど運転したことがなく)普段自己流で乗っていないので、逆に素直に運転できました」と感想を語った。中野も「オートバイは自分で支えないと倒れてしまうので心配でしたけど、きょうの走りを見てトップアスリートに対して失礼だと思いました。バランスをとるのがうまいなと思いました」と荒川の走りを賞賛。プライベートではほとんどバイクに乗っておらず、ツーリングもまだしたことがないという荒川は「やっぱりツーリングに出てみたいですね。海沿いを気候の良い時期に走って、おいしいものと巡り合いたいです」と抱負を語る場面も。

最後に荒川はバイクの魅力について、「スケートをしていても何かしら他の仕事に頭を取られているんですけど、バイクは日常から切り離してバイクだけに集中できるのが良いですね。忙しい時期に免許を取りに行ったのですが、バイクのおかげで切り替えができてリフレッシュできました。意外と狙ってなかった効果がありました」とコメントした。