いろんな世代の方に愛されるヒーローになりたい! 今度の戦隊シリーズは「獣電戦隊キョウリュウジャー」

2013/01/27 05:30 配信

アニメ

スーパー戦隊シリーズ37作目「獣電戦隊キョウリュウジャー」に出演する斉藤秀翼、金城大和、竜星涼、今野鮎莉、塩野瑛久(写真左から)

テレビ朝日系で2月17日(日)にスタートするスーパー戦隊シリーズの37作目「獣電戦隊キョウリュウジャー」(毎週日曜 朝7:30-8:00)の記者発表会が1月26日、都内で行われ、竜星涼斉藤秀翼金城大和塩野瑛久今野鮎莉が登壇した。

同作は、“恐竜”をモチーフに、遥か時を越えた二つの時代の覇者が力を合わせて地球の危機に立ち向かう新ヒーロー。「獣電竜」との戦いで認められた5人の「獣電戦隊キョウリュウジャー」が、太古の昔に恐竜を滅ぼした「デーボス軍」の野望を阻止する姿を描く。

キョウリュウレッドに変身する桐生ダイゴ役の竜星は戦隊シリーズに出演できたことに大喜びで、「歴史あるシリーズに出演できてとてもうれしく思っています。(芸名の)竜の字がキョウリュウジャーの“リュウ”とかぶっていて、とっても縁があるなと。僕のために作られた作品なんじゃないかと勝手に思い込んでます! それだけ、これは来たなと思える作品になるんじゃないかなと思っています。いろんな世代の人に愛される新戦隊になるように頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします!」と自信を見せた。役が決まった瞬間については「自分が、小さいころに憧れていたヒーローにまさかなれるとは思ってなかったです。小さいときに感じたヒーロー像を、今の子供たちにちゃんと伝えられれば」と意気込んだ。

キョウリュウブラックに変身する、お調子者でおしゃべりなイアン・ヨークランド役の斉藤は「今までのシリーズの歴史にとらわれることなく、何か新しいことにチャレンジしていきたいです。何かしらで、キョウリュウジャーが第1号と呼ばれる歴史に残る作品にしたいです!」と力を込めた。また、「実は(キョウリュウ)レッドを狙いにいっていた」と言い、赤いパンツまで履いてオーディションに臨んだと告白。だが、キョウリュウブラックに決まった時には「しっくりきた。オーディションで見抜かれていたのかな」と振り返った。プレーボーイキャラという設定のイアンについては、「まだその域には達していません! 精進します」と会場の笑いを誘った。

ことしで30歳を迎え、キョウリュウジャーの中で最年長、キョウリュウブルー・有働ノブハル役の金城は、「ワクワクを5人全員で伝えて、子供たちが熱狂してくれればいいな」と抱負を語る。一方で「こんな年齢のおっさんがまさかヒーローになるとは思ってなかった。ダサかっこいいところを出していきたい」。オーディションの合格を聞かされた時は「泣きました。でも、クランクインまでドッキリだと思っていました」と当時の心境を。

同作の中で最年少役のキョウリュウグリーン・立風館ソウジを演じる塩野は「日曜の朝に、日本中の見てくれている方が頑張ろうと思える、元気が出る作品にしたいです」。芸能界入りした時に、家族に戦隊シリーズの出演を期待されていたという塩野だが、「オーディションを受けたことを言わなくて、合格した時に報告したら驚かれました」とお茶目な一面も。また、作品の見どころを「それぞれのアクションシーンに個性があります。爆破のシーンが多かったりするので(戦隊シリーズの)王道を前面に出していければ」と語った。

紅一点のキョウリュウピンク・アミィ結月役の今野は同作がドラマ初出演。「今回、出演できてとても光栄です。お芝居やアクションなど難しいことが多いですが、期待に応えられるように頑張りたいです」と初々しさを見せる。共演者とは「初めは緊張しました。初めは周りから『(女の子一人で)大丈夫?』って心配されましたが、皆さんとても優しくて近い存在。第二の家族です」とすでにチームワークはでき上がっているよう。意外にもキョウリュウピンクに選ばれるとは思っていなかったらしく「脇役のつもりでいたら、オーディションが進むにつれて『ピンク役じゃないか?』っと。演技がなかなかうまくいかなくって、家で泣いたりしましたけど」。アミィは劇中で“ハイキックガール”と呼ばれており、「足を上げて(ハイキックで敵を倒すシーン)でスッキリください! あと、毎回衣装が変わります」とアピールした。