テレビ東京系にて3月に放送予定のスペシャルドラマ「女優 麗子~炎のように」の製作発表記者会見が、1月30日、都内にて行われ、大原麗子役を演じる内山理名のほか、徳重聡、田代万里生、瀬奈じゅん、高橋惠子、杉浦太陽、みのもんたが登壇した。
本作は'09年8月に亡くなった大原麗子の幼少期とドラマデビューから晩年までの波瀾に満ちた生涯と愛と死の真実を描く。芸能ジャーナリストの前田忠明氏が出版した「大原麗子・炎のように」を原作に、大原麗子が結婚・離婚した二人の大スターをはじめ、現在も活躍中の人物が登場する異例のドラマだ。
大原麗子役の内山理名は「話をいただいた時は、喜びよりも不安の方が大きかったです。演じながら大女優ってこういうことなのかなと教えられている気がしました。ドラマの後半では皆様がご存知ではない大原麗子さんが出てくると思います。ファンの方もびっくりされるのではないかと思いますが、それでも女優として生きた大原麗子さんを演じきりたいと思います」と意気込みを話した。記者からの楽しみにしているシーンはという質問には「渡瀬さんと森さんとの結婚生活シーンが楽しみです。渡瀬さんから初めてデートに誘われるシーンを撮った時は私まで顔が真っ赤になってしまいました」と答え、期待を膨らませていた。
大原麗子の最初の夫・渡瀬恒彦役の徳重は「事務所の大先輩(渡哲也)の弟さんということで、今までにない緊張感を持ってクランクインしました。正直参ったなという気持ちが強いです」とかなり緊張している様子。大原麗子の母親役の高橋は「大原さんと連ドラで共演させていただいて、私の方が年下でしたけど、とてもチャーミングでかわいらしい人でした」と共演した時の思い出を語った。
また、東映の制作部長役のみのは「脚本は自分の出るところだけ覚えるんですけど、今回は最後まで読みました。泣かされました。せりふのやり取りの妙が素晴らしい脚本だった」と脚本を絶賛。また「深夜放送をやっている時に森進一さんのところに電話をかけて、森進一さんだと思ってしゃべってたら、森進一さんの声にそっくりな大原麗子さんだった」と驚きのエピソードを明かし、記者たちを沸かせた。
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