「クランクインの前日は眠れなかった…」玉山鉄二が2度目の出演となる大河への思いを語る!!

2013/02/09 06:00 配信

ドラマ

大河ドラマ「八重の桜」で敵味方から“知恵の山川”とたたえられた・山川大蔵を演じる玉山鉄二

NHK総合で放送中の「八重の桜」で、山本八重の幼なじみである山川大蔵を演じる玉山鉄二が同局のスタジオ内で役柄への思いなどを語った。

玉山が演じるのは、会津戦争で、西軍に包囲された鶴ヶ城に会津の伝統芸能「彼岸獅子」を舞いながら入城するという離れ業を演じ、敵味方に「知恵の山川」とたたえられた山川大蔵。八重とは同い年で、ロシア留学を経て攘夷の非を悟る。

玉山は、自身が演じる山川大蔵の人物像を「大蔵の持つ鉄砲に対する思いや、戦術に対する思いには秀でているものがあると感じます。会津の“義”というものを捨てずに海外の文化を取り入れるというのはとても難しいことだと思うのですが、彼はそれを実行できたのです。それは切り捨てるものと、取り入れるものを分別できる人間だったからだと感じています。そのような人格を演技で表現していきたいです」と分析した。

「天地人」('09年)以来2度目の出演となる大河ドラマについては「大河は日本を象徴する一つの代表作だと思います。前回の大河の時に比べたらある程度余裕をもって臨めています。一つ一つ噛み締めながら、楽しみながら撮影ができている印象があります。それでもクランクインの前日は緊張のあまり眠れなかったです」と大作への出演には緊張した様子。また、共演する綾瀬はるかについて「綾瀬さんがいるというだけで笑顔が絶えない現場になっていくんです。綾瀬さんが持っている存在感や、雰囲気にはとても助けられています」と印象を語った。

2月10日(日)放送の第6回「会津の決意」では、表舞台に戻った松平春嶽(村上弘明)が、容保(綾野剛)に京都の治安維持に当たる京都守護職の就任を要請。ほか、八重(綾瀬はるか)が大蔵の前で試作中の銃の威力を披露するシーンも見どころとなる。