市川團十郎さんをしのぶ特別番組が放送決定

2013/02/05 20:03 配信

芸能一般

'08年1月放送「100年インタビュー『市川團十郎』」での團十郎さん

2月3日に急遽した歌舞伎俳優の市川團十郎さん(享年66)の追悼番組が決定した。

NHK総合では2月11日(月)昼2時から、「市川團十郎さんをしのんで」を放送する。尾上菊五郎と山川静夫がゲストとして出演し、「勧進帳」「助六」「暫」「象引」「鳴神」などの演目を鑑賞。若き日のドキュメンタリー「大看板 市川團十郎への道」や、「オペラ座の弁慶 團十郎・海老蔵 パリに傾く」など貴重な映像を交え、市川團十郎さんの人柄や至芸の数々を語り合う。

NHK Eテレでは2月10日(日)昼3時から、「市川團十郎の至芸」を放送。市川宗家当主として数々の名舞台をみせた市川團十郎さんの極め付きの至芸をNHK局内の資料映像から振り返る。歌舞伎十八番の「勧進帳」と「暫」を放送する。

NHK BSプレミアムでは、2月9日(土)昼1時30分から「NHK特集『大看板 團十郎への道』」(初回放送:総合1985年4月5日)を放送。'84年の暮れから翌年4月の襲名に至るまで、多忙極まる挑戦的スケジュールをこなしつつ、青年俳優が大看板を背負うまでの様子に密着している。さらに翌日の2月10日(日)昼11時30分から、'08年1月17日初回放送の「市川團十郎」を放送。'04年に急性前骨髄球性白血病になり、病を克服した直後の'07年3月、パリ・オペラ座にて初の歌舞伎公演を親子で見事に成功させた市川團十郎さんだが、伝統文化の意味や、大名跡を継ぐことの重圧、人生観を変えた大病の克服について語っている。

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