小澤征悦がカナダを舞台にしたドラマに出演!「今までとは違って挑戦が必要な役でした」

2013/02/20 08:00 配信

ドラマ

カナダを舞台にしたドラマに出演する小澤征悦

映画チャンネルのイマジカBSの開局1周年を記念したオリジナルドラマ「ユーコンの友人」が2月21日(木)から放送をスタートする。その主演を務める小澤征悦が今回のドラマの撮影時のエピソードなどについて語った。

小澤が演じるのは、ある出来事がきっかけで心に深い傷を負い、書く意欲を失ってしまうルポライター・一ノ瀬修平役。出版社に勤める社員・星野剛(甲本雅裕)の協力を得て、都会で生活する人間の“気配”をつづった「東京という病」の出版を果たすが、ある出来事をきっかけに深い悩みを抱えてしまう。

同ドラマは、そんな一ノ瀬が、その出来事から11年後に、カナダ・ユーコン準州の美しい大自然の中で、出版に協力してくれた元出版社社員の星野と過ごし、生きる意味と意欲を取り戻していく全3話のヒューマンドラマ。星野剛役を甲本が演じ、他に霧島れいか、吉井怜らが出演する。

小澤は、同ドラマでのカナダロケについて、「劇中の多くがカナダ・ユーコン準州でのロケなんですけど、実はカナダに行くのは今回が初めてだったんです。カナダの壮大な大自然を舞台に、信じられないくらいの色鮮やかな紅葉や、オーロラを見ました」とロケの思い出を語り、自身の役柄については「今まで演じてきたものとちょっとテイストが違うところもあって、役者としても面白いと思える、挑戦が必要な役柄だったので、興味を持って、やってみたいなと思いました」とコメント。

また、物語の舞台になったカナダのドーソンシティという町については「あとちょっとでアラスカだよっていう所まで北に行った所にあるんです。昔、金を掘って一攫千金を狙う“ゴールドラッシュ”という出来事があって、そこでも同じようなことがあって、それでできた町が“ドーソンシティ”なんです。その小さな町で撮影させてもらったんですけれども、今まで自分が見たことない景色があったりとか、すごい歴史のある所で、当時の町並みを残していて、すごく見ていて楽しかったし、行けて良かったと思っています。それに、現地の人が温かくて、みんなが知り合いみたいな地域密着型の場所でした」と、町の様子を思い返した。

ドラマの印象的なシーンについては「“一ノ瀬”が、とあるきっかけで、その“ドーソンシティ”に行くことになるんですけど、そこには昔からやっている有名なバーがあって、そこでしか飲めないお酒“サワー・トウ・カクテル”を飲むんですが、そのお酒は『これを飲んだらお前は一人前の男だ』みたいな感じで認めてもらえるっていうお酒なんです。それを“一ノ瀬”がグっと飲み干して、町の人に迎え入れられるみたいな。そういうシーンを撮ったんですけども、今回の作品においてはとても重要なシーンだと思うし、“一ノ瀬”が自分を吐露するところなので、そのシーンは芝居の上での緊張感がすごくありましたね」と見どころを語った。