“命を懸けて守り抜きたいものができた”黒木メイサが「八重の桜」で出産後初の演技に挑む!!

2013/02/13 23:07 配信

ドラマ

黒木は“なぎなたの名手”中野竹子を演じる

NHK総合で放送中の「八重の桜」で、山本八重(綾瀬はるか)のライバル・中野竹子を演じる黒木メイサのクランクイン取材会が2月12日に同局で行われた。

黒木が演じるのは、八重の2つ年下で江戸詰勘定役・中野平内の長女として江戸に生まれた中野竹子。竹子は容姿端麗で文武両道の才女として、会津藩では知らない人がいなかったという人物。道場の師範代を務め、戊辰戦争が始まると会津に戻り、藩士の妻女に学問や薙刀を教える。鶴ヶ城籠城戦では、照姫を守るべく、母・こう子、妹・優子らと共に通称“娘子隊”を結成し、なぎなたを手に奮戦する。なお、黒木が登場するのは4月21日(日)放送予定の第16回「遠ざかる背中」からとなる。

クランクインを迎え黒木は「綾瀬さんをはじめスタッフの方たちがとても和やかな雰囲気で撮影をされていて、温かく迎え入れてもらえました。気の引き締まる現場で、楽しく撮影ができています」と心境を語り、自身の役柄については「福島会津のために戦っていく竹子さんは文武両道で、女性としての強さはもちろん、人としての強い部分を演じながら感じています」と分析。

また出産を経験し演技に臨んだことに対して「私にも本当の意味で命を懸けられる存在ができました。竹子さんは独身ということで心境が違うかもしれませんが、命を懸けて守り抜きたいものがあるという部分では共通する部分があると思います」と語り、「番組宛てに竹子さんの妹の玄孫さんからお手紙を頂いたということをスタッフの方から聞き、すごく気が引き締まりましたし、全力で演じさせていただきたいなと思っています」と意気込みを語った。