「ロバート・デ・ニーロだ!!」松田龍平がCM撮影で大興奮!!

2013/02/19 05:00 配信

芸能一般

松田龍平とロバート・デ・ニーロが日本のテレビCMで共演することになった

松田龍平とハリウッド俳優のロバート・デ・ニーロがテレビCMで共演することが分かった。デ・ニーロを前に、松田は特別な緊張感を抱きながらも自然な演技を披露した。

二人が出演するのは、エイベックス通信放送が運営し、ドコモより提供しているスマートフォン向けサービス「dビデオ powered by BeeTV」の新テレビCM。完成したCMは「BAR篇」「THEATER篇」「ROOFTOP篇」の3作品。“映画の神様”デ・ニーロと“映画を愛してやまない青年”松田が、虚と実の溶ける不思議な雰囲気の「映画の夢の中」で、青年が映画の神様と不思議でぜいたくな時間を過ごすというファンタジーな世界観を描く。

昨年12月、アメリカ・ニューヨークで行われた「THEATER篇」の撮影は、デ・ニーロが所有する映画館で行われた。二人の会話は、松田が日本語、デ・ニーロが英語という複雑な展開。松田は「日本語と英語のせりふのやりとりは、本当に成立するのだろうか? と当初は全くイメージが湧かなかったです。でも、撮影をしているうちに、デ・ニーロさんの表情とか雰囲気とかを自分も感じ取ろうとして、それが不思議だけど成立していて、すごく刺激的でした」と興奮した様子でコメントした。

さらに松田は、「やりとりをしている中で不意に、“ロバート・デ・ニーロだ!”って気持ちになって、どこか芝居どころじゃないようになりそうだったので、監督に“舞い上がっていたらちゃんと注意してください”と話をしていました」と正直な気持ちを告白。デ・ニーロとは、撮影の合間にもさまざまな会話を楽しみ、まさに夢のような時間を過ごしたようだ。

そんな中、滞在中にデ・ニーロが経営しているレストランを予約を入れようとした松田とスタッフだったが、ニューヨークでも人気のレストランとあって予約がいっぱいで行くことができなかったというハプニングが発生。そのことを聞き付けたデ・ニーロは、自ら松田のためにレストランを予約。しかも、松田らが食事を済ませ会計をしようとすると、ウエイターから「デ・ニーロさんからすでにお支払いいただいています」と告げられ、映画の神様からのサプライズに、松田も驚きを隠せなかったという。

一方、「素晴らしい人々と良い時間を過ごせた。コマーシャルの撮影ではないようだった」と振り返ったデ・ニーロは、「龍平が、松田優作のご子息と聞いて、共演できて楽しかったよ。日本語と英語でのせりふのやりとりは、興味深い経験だったよ」と満足そうな表情を浮かべた。また日本の映画では「羅生門、七人の侍、愛のコリーダが好き」と明かし、「黒澤明監督が好きな監督」と告白した。

なおデ・ニーロが日本企業のCMに出演するのは、'09年の「スバル・レガシィ」(富士重工業)以来2回目となる。