のび太のママや葛城ミサトでおなじみの人気声優・三石琴乃がテレビドラマ“初出演”

2013/02/24 06:00 配信

ドラマ

かわいらしいマスクとは裏腹に残虐な犯行を重ねる

声優やナレーターとして活躍する三石琴乃が、3月1日(金)に放送される金曜プレステージ「ダブル・ミーニング Yes or No?」(夜9:00-10:52 フジテレビ系)でテレビドラマ“初出演”を果たすことが分かった。

三石の役どころは、アニメの少女キャラクターのようなマスクをかぶり、次々と殺人を犯していく事件の首謀者“マスク男”の声の主。

三石は、「ドラマの撮影よりもずいぶん前に音声だけを録(と)ったので、俳優さんがどの程度動くのか勝手に想像しながら録りました。それに、自分の声も多少は加工されるんだろうなって思ってたんですけど、“ほぼそのまま使う予定です”って言われて。どういう声が欲しいのかっていうのは直感的に分かってたんで、そこはもう、思いきりかわいく、そして残酷に演じました」と笑顔で語った。

声優としてのドラマ出演は初めてという三石。「あんまり実写ドラマでアニメボイスは使わないですよね。動物がしゃべる作品なんかは、先輩声優たちがやってるのは見たことあるんですけど。やっぱり、ドラマはリアルな会話じゃないですか。でもほとんどのアニメの場合は誇張して演じるので、距離感からして違うんですよ。だから、なかなか同じ作品では絡みにくいだろうなと思います。今回のドラマは、一方的にネット配信される役なので相手とも絡みがなくて。だから大変気持ちのいい起用のされ方で、素晴らしいと思いました」と意外なやりがいを感じたという。

一方、主人公の刑事・望月陽を演じる北乃きいは、「大きい女の子のお面をかぶっている“マスク男”が、声は女の子の声で、その声優さんの声と見た目の映像の組み合わせが怖いんです。かわいい声ですごく残虐なことを言うので、それがすごく怖かったです」と今回の劇中で怖いと感じたシーンを振り返った。

三石は、「美少女戦士セーラームーン」('92年ほか テレビ朝日系)の月野うさぎ、「新世紀エヴァンゲリオン」('95年ほか テレビ東京系)の葛城ミサト、「ドラえもん」('05年ほか テレビ朝日系)ののび太のママなどのキャラクターボイスを担当している。また、「キャサリン三世」(毎週火曜 夜11:00-11:30 フジテレビ系)、「ウチくる!?」(毎週日曜 昼0:00-1:00 フジテレビ系)などバラエティー番組のナレーションも担当している。