渡瀬悠宇原作のアニメ「アラタカンガタリ ~革神語~」が、4月8日(月)深夜2時5分からテレビ東京ほかで放送スタートすることが分かった。
本作は「週刊少年サンデー」で連載中のシリーズ累計200万部突破した人気コミックをアニメ化したもの。神話の世界“天和国(アマワクニ)”で、クーデターに巻き込まれたアラタは、秘女王(ヒメオウ)殺しの罪を着せられ逃げ込んだ森へ“現代”へ飲み込まれる。一方で、現代の高校生・日ノ原革(ひのはらあらた)は、新しい学校生活の中で親友の裏切りに遭い、絶望の中“異世界(天和国)”に迷い込む。現代の革と天和国のアラタの入れ替わりを友情と絆を通して描く異世界ファンタジー。
声優陣は、日ノ原革役を岡本信彦、アラタ役を松岡禎丞、コトハ役を高垣彩陽、カンナギ役を小野友樹、門脇将人役を木村良平、アカチ役を鈴木達央、カナテ役を皆川純子、ヨルナミ役を保志総一朗、ヒルコ役を浪川大輔、ヤタカ役を宮野真守、クグラ役を井上剛、ハルナワ役を石田彰、キクリ(秘女王)役を山村響が演じる。
オープニングテーマはスフィアの「GENESIS ARIA」、エンディングテーマはOLDCODEX「The Misfit Go」に決定。ほか、3月23日(土)にはスペースFS汐留にて「アラタカンガタリ」第1話先行上映イベントが行われ、3月31日(日)には幕張メッセでの「アニメコンテンツエキスポ2013」のステージに出演することも発表された。
主人公の日ノ原革役を演じる岡本は「革はいじめにより絶望の中にいて現実逃避しているようなキャラクターなので、主人公らしからぬ彼を演じるのは少し難しさを感じました」とコメント。さらに「革は現実世界にいたままだったら、過酷な状態から目を背け続けていられたと思うんです。だけどファンタジー世界に行った時から逃れられない難題を突き付けられ、完全に逃げ場のない状況に置かれたことでようやく成長の一歩を踏み出そうとしています。平凡だった革がそこからどんな風に前進していくのかに注目です」と見どころを語った。
コトハ役の高垣は「オーディションの時に音響監督から『もっと力を抜いて、素に近い感じで』というディレクションを頂いていたので、今日のアフレコはとにかく力の入れ方が難しかったです」と収録を振り返り、「恋愛模様はどのくらいアニメで描かれるのか分かりませんが、コトハの行動や言動には、思いやりや優しさが込められているので、ぜひそこも楽しんでご覧いただければうれしいです」と期待を込めた。
カンナギ役の小野も「オーディションの時に監督から『声を作らなくていいよ。力を抜いて』と言われたのが『素のままでやっていいんだ!』ってすごくうれしくて(笑)素のままのカンナギ役を頂けたのでここからどういう風にカンナギとしてこの作品の中で生きていこうか楽しみにしています」と意気込み、続けて「この作品は異世界と現代世界とのリンクにより入れ替わったお互いの世界の中で繰り広げられるそれぞれのドラマが両方楽しめる魅力的な作品です」とアピールした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)