KalafinaインタビューPart2 「3人でやってて良かった」 5周年記念ライブを振り返る

2013/03/05 20:00 配信

音楽 アニメ

Kalafinaが5周年を振り返る! プロデューサー・梶浦由記への思いも明かす!!

(「KalafinaインタビューPart1」より続く)

――5年前のライブと変わったところ、成長したところはありますか?

Wakana「歌い方だったり、3人のコーラスワークは、どんどんクオリティーを上げていきたい、変化していきたいと思ってるんですね。パフォーマンスとか舞台上のことはもちろんですが、3人での結束感や気持ちが全然変わりました。同じ方向を確実に向いているんだっていう信頼感と自信は全然違いますね。昔とは。それはそれだけ5年間一緒にいたし、一緒に練習してきて、一緒に舞台に立ってきて、いろんな気持ちを共に歩んできたんだっていう、そういう5年間だったので、その中での変化ですね」

Keiko「3人の結束、信頼感もそうですけど、お客さんとの信頼感というのもライブで作ってこれました。緊張感のある厳かな感じはKalafinaのライブって必ず毎回あるのですが、その中にきちっとお客さんとのつながる信頼関係というのがあって、新規の方が初めてライブにきたときでも、その信頼感でまたその人もその輪に加わってもらえるような温かさがKalafinaのライブにはあるなって毎回感じるので、お客さんとの信頼感もこの5年間ですごく変化した部分だと思ってます」

Hikaru「(Kalafinaに途中から参加をして、)Hikaruが加わることでの変化みたいなものはすごく考えましたね。2人の方が良かったって言われたくはなかったので。負けず嫌いなところが少々そういうところに出るんですけど、やっぱり3人だからこそ奏でられる音楽がそこにあって欲しかったっていう自分の希望がありました。2人にはすごく引っ張られて、それでもやっぱり3人でって言ってくれるところがうれしくて。3人いなきゃやっぱりダメなんだって自分たちでも思えるような楽曲がすごく増えて、その分歌うのもすごく難しくなったりとか、でもその分面白さを感じる曲もすごく多くて、毎回毎回曲を梶浦さんに書いていただくたびに、Kalafinaって面白いなって。で、やっぱり3人でやってて良かったって思いますね」

――5周年についてプロデューサーの梶浦由記さんには何か言われましたか?

Wakana「梶浦さんって本当に素敵な方で、楽曲以外にもたくさんの物を頂いています。今回5周年ということでプレゼントを頂きました。これは記念だからって、さっとくださった時に本当に素敵な方だなって思って。梶浦さんは『3人でないとできない音楽がここにあるんだからライブは本当に自信をもってやって』っていつも言ってくれるんですね。5周年だからって何か特別に言ってくれるというよりもいつも言葉をいただいて、勉強させてもらっています。最初の頃はプロデューサーとしていろいろアドバイスしてくれたんですけど、自分たちも経験が増えてきた中で、梶浦さんが『もう言うことはないから、もうプロなんだから』って言ってくださったんですね。『いやとんでもないと。そんなことはないからもっと教えてください』と逆に私はそう思いました。もっともっと質問していくので、これからもたくさん言葉をくださいって。これだけたくさん歌詞という言葉をもらっているのに、さらに何かアドバイスが欲しいと思ってしまうんですよね。それだけ偉大な存在です。本当に梶浦さんを常に私たちは必要としているんです。自分がこうやっているのも梶浦さんのおかげですけど、梶浦さんも『自分が手がけたアーティストがここまで長くやってくれる、そして、アルバム4枚も出すなんて初めてだからうれしい』っておっしゃっていたので、それは私もうれしかったです」

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

Wakana「今回の番組ではライブ映像はもちろんですけど、レコーディングの風景とか、私たちが普段あまりお話できないようなことを話したインタビューもあるし、面白いと思います。梶浦さんとのやり取りとか、私たちがどんな風にレコーディングに臨んでいるか、お客様にどんなふうに受け止めてもらえるのかちょっと不安ですけど、そのへんも楽しんでみていただけたらと思います」

Keiko「“5年間支えてきてくれてありがとう”を歌でどうしても伝えたくて、1曲1曲思いをかみしめながら歌わせてもらったそんな1日でした。その温かい空気が映像を通してみんなに伝わればいいなって思っています」

Hikaru「Kalafinaのいろんな姿を知っていただいて、好きになってもらえたらいいなと思います」