ドラマ「最高の離婚」(毎週木曜 夜10:00-10:54 フジテレビ系)の最終回、3月21日(木)放送第11話が15分拡大(夜10:00-11:09)になることが分かった。
物語も終盤に差し掛かり、主人公・光生を演じる瑛太が心境を語った。
光生を演じて感じたことについて「光生の人に対しての歪み方は、結夏(尾野真千子)との結婚生活で築かれていったんだなと思うと、『人間って面白いものだな』と思いました。結婚って、大きな転機になるんだなと」と明かし、「客観的に見るとすごく好きな人だなと感じています。僕も何かを究極に突き詰めていったらこうなるんじゃないかと思います。あそこまでの思想というか世間に対しての歪んだ考えは、もしかしてものすごく掘り下げていった結果なのかもしれない。その突き詰め方はすごく好きですね」と役の印象も告白。
苦労していることについて「演じていて大変なのは、体の変なところがこっていること。最近は、肩甲骨の中あたりがずっと痛いです(笑)」と苦笑いしながらぽろり。さらに、演じる上では「灯里(真木よう子)との関係が深くなっていくところは、正直難しかったですね。灯里とのすごく幸せな時間がやってきた時に、光生として楽しい時間の中にいても、心に結夏がしっかりといるように表現するのが難しかったです」と振り返った。
また、「前半はいいことが全くなくて、本当に落ち込んでいる状態だったので『辛いな、このドラマ』って感じていました。でも、やっていく内に光生が浸透していって、自然に動けるようになって“光生ハイ”みたいな状態になっていくんです。これは演じる楽しさでもあるんですが。今は、“光生ハイ”状態を通り越して、もう1クールでもできそうな感じですね(笑) 台本が面白くて、現場がすごくいい空気で、なおかつ緊張感もある。みんな闘っているし、役を前に進んでいくことと掘り下げていくことをやめてないから、充実感を強く感じていて、最後までやり切りたいです」と心境を語った。
最後に「人間の灰汁みたいなものがたくさん描かれてきましたが、悲劇のような事故がなかったことがやってて救いでした。不幸が笑える不幸だったので、それがよかったと思います。本人にとっては大変なんだろうけど(笑) 人間ドラマとして、見ていただいた方が『わたしは、幸せだな』と思っていただけたらと思います」とアピールした。
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