唐沢寿明が“ビジネスマンのヒーロー”島耕作の声を担当!

2013/03/22 15:17 配信

芸能一般

島耕作の声を担当する唐沢寿明

弘兼憲史氏が描く人気漫画シリーズの主人公・島耕作がナビゲーターを務めるNHK BS1の新番組「島耕作のアジア立志伝」で、島耕作の声役を唐沢寿明が担当することが分かった。

同番組は、ドキュメンタリーとアニメーションを融合させた“アニメ×ドキュメンタリー”という手法で、アジア経済の最前線と“成長の秘密”を描くシリーズ番組。アニメーションで描かれるのは、実在のトップ経営者たちを襲った最大のピンチや、密室で行われたぎりぎりのせめぎあいなど、これまで描かれることのなかった企業内部。トップインタビューや密着取材による実写ドキュメンタリー、そして島耕作がナビゲートするアニメーションを往復しながら、日本が激動のアジアで生き残る、新しい時代のヒントを発見していく。

1月に放送された「メイドインジャパン」(NHK総合)でも、島耕作と同じ大手家電メーカーで働くビジネスマン役で、アジア企業と激しい競争にさらされる日本企業の苦闘を演じた唐沢。今回の番組出演に当たり「弘兼さんのアニメとドキュメンタリー映像の融合という新しい形の作品に参加できること、非常にうれしく思っています。日本のビジネスマンを象徴する島耕作として、視聴者の皆さんにより分かりやすく、また興味を持って見ていただけるような手助けができれば」と意気込みを語った。

また、アニメーションを担当する弘兼氏は「『島耕作』は一人のサラリーマンが経験する、悲喜入り混じった会社員生活を描こうと連載を始めました。読者の方々の声援や期待に背中を押された島耕作がどんどん道を切り開いていったような感覚で、30年が過ぎ去りました。その島耕作が今回新たにアニメになり、しかもその声を唐沢さんが担当すると聞いて大変うれしく思いました。唐沢さんから息吹を吹き込まれた島耕作が、新たな歩みをどう進めるのか、降盛するアジア経済をどう切り取るのか、作者としては今回のコラボレーションに、これまでにないくらい期待しています」とコメントした。