神木隆之介、NHK初主演は“さわやか”ミステリー

2013/03/25 21:42 配信

ドラマ

神木に続き成海も「私も幽霊はいると思っています」と告白

3月31日(日)よりスタートするプレミアムドラマ「小暮写眞館」(毎週日曜 夜10:00-10:50 NHK BSプレミアム)の放送に先立ち、試写会が行われ、出演する神木隆之介、成海璃子らが出席した。

同作は宮部みゆきのベストセラー小説「小暮写眞館」をドラマ化したもの。昔、写真館だった建物に引っ越してきた花菱一家を、心霊写真や幽霊などの謎が次々と襲う。主人公・花菱英一(神木隆之介)が謎を解明していく中で、家族の成長を描くヒューマンミステリーとなる。

NHKの連続ドラマでは初主演を務める神木隆之介は、「ドラマではなく映画のようなゆったりとした印象の作品です。人のあたたかさを感じていただけたらと思います」と作品の印象を口にした。

また、幼なじみである友人・店子役を務める堀井新太とは「初日から連絡先を交換し、本当に幼なじみだったかのようにコミュニケーションを取りまして、それが良かったです。英一が本当に気を使わずに、素の姿で接しているのは店子だと思います。なので、店子と接する時だけ少し違う感じにしました。いつもは役に自分が近づいていくイメージで演じるのですが、役が自分に近づいてきてもらうような感じです」と役づくりのエピソードを明かした。

写真館を扱う不動産屋で働く垣本順子役の成海璃子は「今回の役は、自分の過去から必死に逃げている人の役なんですが、神木さん演じる英一と出会うことで成長していきます」と自身の役どころをアピール。

母親・京子役を務める松下由樹は「花菱家は娘を亡くしたことで、家族は深い悲しみを持っています。表面上はそれを見せずに明るく振る舞っているのですが、それぞれの登場人物が心の痛みを抱え続けていて、だからこそ思いやりや優しさを感じると思います。心霊写真とは似つかわしくない言葉ですが、さわやかな作品です。皆さん見てください」と作品の魅力を語った。