NHK総合で放送中の大河ドラマ「八重の桜」で、山本八重(綾瀬はるか)の幼馴染・高木時尾を演じる貫地谷しほりが同局のスタジオ内で撮影現場の雰囲気などを語った。
貫地谷は、山本家の隣家であった大目付・高木小十郎の長女である高木時尾を演じる。時尾は照姫(稲森いずみ)の右筆を務め、籠城戦では怪我人の手当てなどに当たる。戦後は、青森・斗南に移住し、東京で藤田五郎と改名した斎藤一(降谷建志)と結婚する。
撮影の現場について、貫地谷は「スタッフや共演者の方々と会津弁を使って会話をするなど現場で生まれてくるものがとても多いです。山本家のメンバーとご飯を食べに行かせていただいたり、近しい人たちとのリアルな距離間がとれているので自然と演技に入っていけます」と話し、「会津弁は普段から会話に織り交ぜて使っているので今ではものすごく愛着があります。扮装や方言だけでその時代を生きる人になれる部分があるので、役者としてとても助けられています」と会津弁を絶賛した。
また、会津でのロケについては「クランクインの前日に地元の方やスタッフを交えて、食事会をしました。その時に会津の方々から日本酒をものすごく勧められたので、会津の人たちは本当にお酒が強いんだなと感じました。自然に囲まれた素敵な場所で撮影ができたので本当に良かったです」と振り返った。
最後に貫地谷は「現代では考えられないような事がこの時代にはたくさんあります。今の日本は震災を経験し、復興に対して多くの問題を抱えていると思います。このドラマを見て“頑張ろう”という気持ちになってもらいたいです。幕末という時代を一生懸命生きた中の1人の女性というのをしっかり表現できるように演じていきたいと思います」と意気込みを口にした。
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