“綾瀬はるかは長嶋茂雄さんと同じニオイを感じる!”小堺一機が絶賛!!

2013/04/20 05:30 配信

ドラマ

大河ドラマ「八重の桜」で陰で時代を操った岩倉具視を演じる小堺一機

NHK総合で放送中の大河ドラマ「八重の桜」で、明治維新の立役者の一人、岩倉具視を演じる小堺一機。同局で行ったインタビューで、役柄への思いなどを語った。

岩倉具視は下級公家に生まれる。孝明天皇の従者となり、当初は公武合体派として「和宮降嫁」を推進する。しかし、これが尊皇攘夷派から弾劾され、岩倉村に引きこもる。岩倉村でひそかに薩摩藩士・西郷隆盛らと交わり、倒幕に転じる。

初めての大河ドラマ出演に小堺は「NHKもドッキリをやるんだと最初は思いました。いつもは、僕の現場に役者さんが来ていただくことが多いのですが、今回は逆の立場になるので、楽しいですね」と話し、「昔、勝新太郎さんの学校に行っていたときに“自分とは違う人物の役をやりなさい”と言われたことがあり、今回自分とは違う、悪者のイメージが強い岩倉を演じるチャンスをいただけてありがたいです」と心境を明かした。

撮影の現場について「薩摩弁や会津弁が飛び交う現場で楽しいですよ。ただ、撮影の合間に雑談をしてしまうと、(自分の)京都弁が飛んでしまうんですよ。その時は本番まで、ぶつぶつせりふの練習をしています」とエピソードを披露した。

また、山本八重を演じる綾瀬はるかの印象を「爽やかで、凛とした、これからの季節にピッタリな新緑のような女優さんですね。主役をやる器を感じます。そういう方って、だいたいが天然なんですよね。なんか、長嶋(茂雄)さんと同じニオイを感じます。綾瀬さんも初めてやる役だと思うんですが、きっと楽しんで撮影していると思いますよ」と絶賛。

最後に小堺は「(岩倉は)フィクサーのイメージが強いが、悪いことをしようとは思ってなかったと思います。あの時代の人たちはどっかで(時代が変わることを)ワクワクしていたのではないかと思うんですよ。そんな時代が転がっていくワクワク感を出していきたいですね」とアピールした。