「カツオ人間」が銀座に出現!! 街を歩けば歓声続出!?

2013/04/15 16:47 配信

芸能一般

銀座の「まるごと高知」から三省堂書店有楽町店までを歩いて移動したカツオ人間。突然の出現にあたりは一時パニックに

高知県の人気者「カツオ人間」が4月14日、銀座にある高知県アンテナショップ・まるごと高知で「カツオ人間写真集」の発売記念イベントを行った。会場にはカツオ人間の大ファンで、「県庁おもてなし課」などで人気のベストセラー作家・有川浩氏も応援に駆けつけ、カツオ人間と有川浩氏のダブルサイン&握手会という異色のコラボレーションが実現した。

イベントの後には三省堂書店有楽町店を訪問。会場を歩いて移動するカツオ人間に、あたりは一時パニックに。「かわいい!」「カツオだー!!」「キモチ悪っ」など、多彩な歓声が飛び交い、ちょこちょこと歩くカツオ人間の姿に萌える人が続出した。

スパッと切断されたカツオの頭に人間の胴体というルックスで人気を博してきたカツオ人間。「カツオ人間写真集」は、カツオ人間が待望の写真集デビューを果たした一冊だ。本書では、高知県振興の役割を担うカツオ人間が高知の自然や名所を満喫する写真とともに、その魅力を土佐弁で紹介。また、写真集の各ページに印刷されたQRコードからは撮影場所の詳細情報にアクセスできるなど、ガイドブックとしても利用できる内容となっている。

写真集は発売直後からAmazonの写真集ランキングで1位を記録するなど人気が爆発。カツオ人間の地元・高知県内では売り切れ店が続出し、緊急重版もかかった。

この日のイベントについても、カツオ人間のFacebookとTwitterで告知を出したところ、まるごと高知のHPのサーバーがダウンするという事態に。100枚の整理券もあっという間に売り切れてしまったという。

角川書店の担当編集者は「ここまで反響があるとは驚き。ネットと高知県を中心に圧倒的な人気で、営業からは嬉しい悲鳴が上がっている」と語った。さらに高知県地産外商公社プロモーション戦略局局長の小笠原氏は「カツオ人間のテーマはローカル&ノスタルジー。地元で愛されたことが、ここまでの人気につながった」と語る。

この日のイベントでは、写真集の帯に「ゆるくない。」という応援コメントを寄せたベストセラー作家・有川氏が全面協力。有川氏はカツオ人間の魅力を「シュールが取り得。ゆるくないところが素晴らしい」と言う。

カツオ人間は会場を訪れたファンとがっちり握手を交わし、踊りを披露するなど全身で喜びを表現した。

サイン会ではカツオ人間が小学生の女の子からファンレターをもらうというほのぼのとした場面も。女の子は「カツオ人間はかっこいいから好き。ファンレターには、『大好き。握手会をしてくれてありがとう』と書いた」と満面の笑みで語り、興奮冷めやらぬ様子だった。