大河ドラマ「八重の桜」前半の見せ場“会津戦争”ロケ順調!

2013/04/19 08:00 配信

ドラマ

左から勝地涼(山川健次郎役)、玉山鉄二(山川大蔵役)、綾瀬はるか(川崎八重役)、中村獅童(佐川官兵衛役)

NHKで放送中の大河ドラマ「八重の桜」が、4月中旬に茨城・栃木で4日間に及ぶ「会津戦争」の撮影を行った。初日の撮影後には八重を演じる綾瀬はるかをはじめ、山川大蔵を演じる玉山鉄二らが姿を見せ、撮影の感想や意気込みを語った。

主演の綾瀬は「会津戦争はすごく待ちに待ったシーンでした。ここから八重が戦争で活躍して、男性の中で鉄砲をぶっ放しみんなを率いていく力強いシーンだったのでとても気合が入って撮影しています」とコメント。また、「会津戦争」の撮影に向けて120回もの腕立て伏せをしたことを明かして周囲を沸かせた。八重と関わりの深い銃については「はじめて銃を持った時にすごく重いことにビックリして、重さで腕がプルプルしてきちゃうのが、日々の成果のおかげで全然プルプルしなくなりました」と撮影を振り返った。さらに、撮影開始から半年が経過したことについては「会津戦争に向かう八重の前向きな気持ちなど、台本を読んでもすんなりと入ってきて感情移入しやすくなった」と自身の成長を実感していた。

山川大蔵を演じる玉山は「今回の撮影は大蔵の大きな見せ場であったので、自分の中でも一生懸命頑張りました」と撮影への思いを語った。衣装の話題に話が及ぶと「和服を着た後にオールバックにしたのですが、新人演歌歌手のようで大丈夫かなと不安でした」と撮影エピソードを披露。今後の撮影については「この後は会津の人々の苦しみや痛々しさが出てきて辛い状況になるが、会津の人々が心底頑張る姿を感じていただければ幸いです」とドラマの見どころを口にした。

佐川官兵衛を演じる中村獅童は「最後まで体育会系な愚直で真っすぐな佐川官兵衛を命懸けでやりたいと思います」と気合をアピール。黒く日焼けしている事を指摘されると「強いイメージのある官兵衛の役作りのため」と答え、先日の歌舞伎座のパレードでも周囲から日焼けについて何度も指摘された事を告白。また、演じる佐川官兵衛については「本当に強くて周囲からの信頼の厚い佐川官兵衛だが、ちょっとおちゃめで人間らしさがある」と分析。続けて「これまでは厳しい官兵衛のイメージだったが、これからの放送で官兵衛の人間らしい所を感じてほしいです」と抱負を語った。最後に、主演の綾瀬はるかについて「二度目の共演で何年も前から知っているのに、この間まで名前を“しゅどう”と思われていた。今でも“しゅどう”と呼ばれています」と最後に綾瀬はるかの天然エピソードを暴露し、笑いを誘った。

なお、前半のクライマックスとなる会津戦争は6月~7月に放送予定。