NHK総合で放送中の「八重の桜」で、西郷隆盛(吉川晃司)の従兄弟・大山巌を演じる反町隆史が同局で作品への意気込みなどを語った。
大山巌は薩摩藩士・大山産八の次男であり、鳥羽・伏見の戦いでは薩摩軍二番砲隊を指揮して戦う。維新後は、日本人初の近代火砲を発明。その後は、山川家の末子・山川咲子(水原希子)と結婚する。
「利家とまつ~加賀百万石物語~」('02年)以来2度目の大河ドラマ出演となる反町は「“利家とまつ”以来の大河ドラマ出演ということで、すごくうれしいです。豪華なセットの中で芝居ができ、とても気持ちが高まります」と感無量の様子。さらに「主役が女性なので、画面に華があるというかものすごく明るいですよね。がちっとした重い感じばかりではないので見やすい作品だと思います」と作品ならではの魅力を分析。
今回演じる大山巌という人物については「大山は日本の古き良き男であり、“美”を持って生きているというのが第一印象です。鉄砲に関しても最先端をいき、自らが進んで時代を開拓していくという点では、“利家とまつ”で演じさせていた織田信長と共通する部分があります」と役柄を分析し、「大山は小さい時から従兄弟である西郷からたくさんのことを学び、彼をとても慕っていた人物です。そこを基準にして演じていきたいです。大柄なイメージのある西郷を吉川晃司さんが演じるので想像がしやすいです」と自信のほどを明かした。
最後に反町は「復興へのきっかけになる作品だと思っています。この作品を通して、会津と福島が注目されてほしいです。この時代にこのような形で参加させていただいて、役者としてとても光栄です」と作品への熱い思いをアピールした。
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