「唐沢寿明は島耕作より“イケてる”」原作者・弘兼憲史が完成度に大満足!

2013/04/24 20:46 配信

芸能一般

「島耕作の声役の話をいただいて、やりたい!とすぐ思いました」とアピール

NHK BS1で5月9日(木)より放送される「島耕作のアジア立志伝」(毎月第1木曜 深夜0:00-0:50 NHK BS1)の完成試写会が4月24日に行われ、漫画家の弘兼憲史氏と島耕作の声役を担当する唐沢寿明が出席した。

同番組は、ドキュメンタリーとアニメーションを融合させた“アニメ×ドキュメンタリー”という手法で、アジア経済の最前線と“成長の秘密”を描くシリーズ。アニメーションで描かれるのは、実在のトップ経営者たちを襲った最大のピンチや、密室で行われたせめぎ合いなど企業内部の秘話の数々。トップインタビューや密着取材による実写ドキュメンタリーと、島耕作(唐沢)がナビゲートするアニメーションを往復しながら、日本が激動のアジアで生き残る新しい時代のヒントを発見していく。

島耕作の声を担当した唐沢は「島耕作という人間でナビゲーションを担当して、島耕作を通して今の現実を皆さんに伝えていくという面白さがありました。あと、『島耕作』が実写にならないかなと思っています(笑)」とコメント。それに対し、『島耕作シリーズ』の原作者である弘兼氏は「その時はぜひ!」と歓迎した。

また、弘兼氏は「島耕作よりも“イケてる”唐沢さんに声を担当してもらって本当にありがとうございました。アニメーションは白黒の陰影でコントラスがはっきりしていて、非常に迫力があり実写映像よりも勝っていると思えるほど良い出来です。とても良い作品に仕上がっています」と大満足な様子をアピールした。

最後に「これからの時代、このような番組は必要だと思います。今の若い人たちが日本から海外に出てもらって、世界情勢に興味を持つことも大事だと思いますし、僕自身も興味があります」(唐沢)、「若者自身が海外に目を向けなくなっている。あえて厳しい海外に出て勝負するという気持ちが欠けていると思います。この番組を見て若い方たちにも頑張っていただきたいです」(弘兼氏)とそれぞれの思いを口にした。