AKB48・大島優子が特別上映会の途中で退場し、あまりの過激な映像に「私はこの映画が嫌いです」とコメントした日本映画史に残る壮絶なバイオレンスエンターテインメント「悪の教典」のブルーレイ&DVDが5月24日(金)に発売。
同作品は、生徒から絶大な人気を誇る高校教師が、担任するクラスの生徒全員を大殺戮する姿を描いた戦りつのエンターテインメント。爽やかな風貌と親しみやすい性格で、生徒たちから「ハスミン」と慕われ、同僚の教師からも絶大な信頼を得ている蓮実聖司(伊藤)は、有能な教師の仮面を被りながらも、巧みにサイコパスの本性を隠し続けていた。そんな中、文化祭の準備のため、生徒たちが一晩だけ泊まることを許された夜、自分の“正体”を気付き始めていた人物を始末することを決意する…といったストーリー。
伊藤英明演じるサイコキラー、蓮実のセリフ「エクセレント!」にちなんだ「エクセレント・エディション」には、本編に合わせて殺害された生徒名と作品トリビアを示す「卒業生リスト&作品トリビア表示モード」機能を搭載(DVDは別仕様)するほか、幻の未公開シーンも多数収録されている。さらに、壮絶な撮影現場を捉えた120分に及ぶメイキング映像「悪の47日間 死へのカウントダウン。そして卒業へ。完全密着緊急緊迫銃声悲鳴怒号苦難笑顔号泣。101本6060分のテープが捉えた壮絶な軌跡」を収録。
撮影現場に密着したメイキングディレクターは、「蓮実役=伊藤さんであり、蓮実=三池監督。…かなと思います。伊藤さんは蓮実になりきっていましたし、誰もが“ハスミン”として違和感なく見てたと思います。しかし、その伊藤さんを見えないリモコンで操作して蓮実を造り上げていた本当の蓮実は三池監督。三池さんは撮影前に絵コンテやカット割りで、ある程度の準備はしていらっしゃるのですが生徒たちの殺し方は、撮影前にその場所に立って自分で動いて殺し方を決めていく。その連続でした。要するに、その場で蓮実になり、頭の中で生徒を追いつめて殺していってるのです。特典映像の中にありますが、階段の踊り場で何人も殺すシーンで、撮影前に伊藤さんに説明する三池さんを観て下さい。その様子はまさに蓮実。いや、それ以上かも知れません」と監督やキャストたちも語っていない衝撃の撮影現場の裏側を明かした。
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