元セクシーアイドルユニット「恵比寿マスカッツ」メンバーの吉沢明歩が、デビュー10周年を記念して、写真集「吉沢明歩 10年」(発売中)を発売。
今回、吉沢にロングインタビューを敢行し、これまでの活動や現在の心境、これからのビジョンなどについて語ってもらった。(これまで篇、このごろ篇、これから篇の三部構成で掲載)
【ロングインタビュー・このごろ篇の続き】
――ドラマ、映画、グラビア、バラエティー、執筆活動、アイドルとさまざまな仕事をされてきた中で、もう一度やりたいと思う仕事は?
もう一回、レギュラーでドラマに出たいですね。やっぱり、テレビに出演できるということは、それだけ全国の人がわたしのことを知ってくれる確率がすごく上がりますし! (だからこそ、マスカッツは月額5000円で頑張れた?(笑))そうですよ!本当に!! わたしなんて、番組で明らかになるまで知らなかったんですから! 他のメンバーは知ってたみたいでしたけど、わたしは知らなかったから「えっ!? そうだったんだ!」って思って! 一人で「そうだったんだ…、そうだったんだ…」って!(笑)
――吉沢さんプロデュースのオーディション「Acky IDOL AUDITION」が開催されると聞きました。
こういう世界に憧れを持っていたりとか、女性としての魅力をもっと養いたいなと思ってくれている人に向けて、「何かのきっかけがあったらできるのに…」って思っている子のきっかけになればと思って、公開オーディションを開催することになりました。ちょっとでも「受けてみようかな」って思ってくれる人が、たくさん応募してくれたらいいなと思います。わたしも審査員として参加するので。
――候補者に向けて選考のポイントをお願いします!
性格の良さが一番だと思うので、性格が良くて、かわいくて、「10年後はこうなっていたい」という自分の目標が見えている人が入ってくれたらうれしいなと思います。
――吉沢さんの今後の目標について教えてください。写真集に封入している新聞のインタビューでは、その時は「忙しくて考えられない」とコメントしていましたが、改めて、これからのことについてどう考えていますか?
そらちゃん(蒼井そら)がいるからっていうのもあるんですけど、日本だけじゃなくて、中国やタイなど、海外での活動を視野に入れていくのも一つかなと思っています。例えば、語学を勉強したことによって、もっと仕事の幅が広がったり、チャンスが増えるんだったら、やってみるのもいいんじゃないかと。これからは、与えられた仕事をやっていくだけじゃなくて、自分からいろいろ可能性を見つけてやっていくべきだと思うんです。あと何年やれるか分からないっていうのもあるし、今しかできないことを常にやっていると思うので、悔いがないように、その都度やっていきたいなって。20代の10年っていうのは、普通に頑張っているだけでいろんな人に認められる10年だと思うんですよ。きれいでかわいい一番いい時期だと思うし。でも、ここからの10年というのは、普通じゃもちろんダメだし、女としての部分や人間性を磨いていかないと、ちょっと厳しいなと思うので。「同じように応援してもらえるわけじゃない」っていうのがすごくあって…。(結構シビアに考えているんですね?)すごく考えます! やっぱり人気商売なので。(いまのファンの皆さんは付いて来てくれると思いますよ?)そうですね。「一人の人間の生き方として、アッキーはどう進むんだろう?」って応援してくれるんじゃないかなとは思うんですけど、だからといって「吉沢明歩が好きで!」みたいな熱く語ってくれる人が5年後には何人いるんだろう…っていうのはすごく不安です。
――結婚願望はありますか?
結婚や家族を持ちたいっていう憧れはすごくあるんですけど、「結婚がゴールじゃないんだな」って感じることが、たくさんあって…。「結婚したら奥さんのことを女性として見れなくなった」とか「お互いに浮気している人がいたり」とか、よく聞くんです。そうなってくると、憧れだけで結婚相手を捜すのをやめようと思って。「自分が本当にしっくりくる素敵な人と巡り合えたら、その時が結婚のタイミングだから焦らなくていいんだ!」って自分に言い聞かせてます(笑)
――イヌを飼うと結婚が遠のくという話をよく聞きますが?
間違いないと思います。ワンちゃんに費やす時間や体力が増えるし、寂しくても癒やされますし。イヌが寝ている顔が一番かわいいなと思う。(お母さんの心境じゃないですか!結婚するより先にお母さんの心境に!?)本当だ!(笑) でも、本当にわが子みたいに感じるんですよ。まだ(愛犬が)本当に小っちゃい頃、仕事で長時間家を空けたことがあったんです。家に帰ったら、脱水症状みたいになってぐったりしていて…。急いで救急病院に連れて行って診てもらったら、病院の方が「お母さん、これはね―」って。そう言われた瞬間、「そっか、わたしが親なんだな」って、「わたしが何かやってあげないと、この子は一人で生きていけないんだ。ペットと飼い主ってそういう関係性なんだ」って思った瞬間に母性が生まれました(笑)。(やはり、すぐ帰りたくなっちゃいますか?)すぐ帰りたいです、出かけるのも心配…。(結婚は先になりそうですね?(笑))そうかもしれないです…(笑)
――では、最後に「かわいい写真集のPRのしかた」をお願いします!
うーん…(悩)。(久しぶりに考えるんじゃないですか?)そうですね、久しぶりに考えます…。(長考の末)「開けたらボワッと、あなたのアッキーが詰まってる! ギュギュッと抱きしめて! 待ってるよ!!」…でいっか。うん。
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