毎週木曜午後10時から放送中の木曜劇場「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系)に、モンスターエンジンの大林健二が出演することが決定した。大林はモンスターエンジンとして西森洋一とコンビを組み、ツッコミを担当。「ピカルの定理」(フジテレビ系)でも活躍を見せているが、5月9日(木)の放送でドラマ初出演を果たす。
大林が演じるのは、主人公の桜(篠原涼子)の弟・遠山聡(30)。聡は付き合って2カ月の理恵(小松彩夏)との結婚を母親に反対され、地元・福岡から急に桜の住む東京に駆け落ちしてきた。そして、そのまま桜の部屋に転がり込む。さらには、桜の部屋に訪ねてきた広斗(三浦春馬)と対面し「どこにほれたのか?」「ねえちゃんには幸せになってほしいから、遊びの関係なら早く別れてやってくれ!」「ねえちゃんの稼ぎをあてにしてないのか?」などと詰め寄る。4話まで、微妙な関係が続いていた桜と広斗の恋の行方に大きく影響を与えるキーパーソンになりそうだ。そんな大林に話を聞いた。
Q.ドラマ初出演を聞いたときの感想は?
A.「なぜ僕なのか?」とまずは思いました。理由が分からなかったので。それで、台本を読んだマネージャーが「ちょっとセリフもありますよ」と。それも福岡の言葉だと聞いて。いざ、台本を開いてみたら、セリフの多さに吐きそうになりました(笑)。
Q.なぜ自分なのかについて説明を受けましたか?
A.どうやら監督さんが僕のことを推してくれたらしいです。それ以上のことは、特に聞いていないです。でもうれしいですし、ありがたいことだと思っています。
Q.演じる上で心掛けていることはありますか?
皆さまに迷惑を掛けないようにってことですね。こんな役だからこう演じようということよりも、迷惑を掛けたくないという一心です。
Q.セリフはしっかり覚えてますか?
そうですね。こまごましたところは、監督や方言指導の先生が教えてくれますし、リハーサルをやっていくうちに固まってもいきますけど、セリフを覚えていない状態ではどうにもなりませんから。
Q.それにしてもセリフが多いですよね。
実際、台本をいただいたときに「いや、これは多いな」と思って3日間くらいずっと読んでいたんです。そしたら、「待てよ」と。「ドラマはシーンごとに撮るやないか」って。ほんなら、「きょうはここを集中的に、とかできるやん!」って(笑)。それでだいぶ気が楽になりました。
Q.声も通りますし、お芝居ぶりも見事でした!
A.上手か上手じゃないかは自分では分からないことですので、一生懸命やるしかないという(気持ちです)。それで少しでも評価していただけたらうれしいです。
Q.実際に現場に入ってみての感想は?
A.すごく雰囲気がいいですし、皆さんとてもやさしく迎えてくれますので、逆に僕がやりにくくしてないかなと思いましたね。精いっぱいですよ、お芝居に関しては(苦笑)。篠原さんと絡むシーンも多いのですが、とてもやりやすくて、ありがたくやらさせていただきました。
Q.篠原涼子さんの弟役ということについては?
A.それは、緊張しますよ(笑)。年を聞かれたので、「おいくつですか?」って聞いたら「それ聞きますか?」って。世間話程度の話はしましたけど。
Q.三浦春馬さんとは?
A.すっごい男前で好青年ですよね。芸人界では、僕もお客さんからキャーって言われる方なのかもしれないですけど、三浦くんを見たら、自分を殺したくなりますよね(笑)。「ピカルの定理」に三浦くんが出てくれたときにコントをしたことがあったので、三浦くんとはそれほど緊張もせず楽しくやらせていただいています。
Q.ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
A.普段とは違う顔をしているところもあると思うので、ぜひたくさんの人に見てもらえたらいいですね。よろしくお願いします!
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