石塚英彦が巨漢の新人刑事を演じていることで話題のドラマ「刑事110キロ」(テレビ朝日系)。交番勤務20年の花沢太郎(石塚英彦)が、京都府警・捜査一課長付き特別班の刑事に抜てきされ、事件解決に奔走する異色の刑事ドラマだ。5月9日(木)夜8時より放送の第3話の見どころに迫る。
第3話は、犯人をなかなか検挙できず、窮地に立たされた捜査一課長の錦織玲子(高畑淳子)が、昔の恋人に再会するストーリー。
玲子は、事件発生から2カ月経過した暴行殺人事件の犯人を逮捕できず、人気ニュースキャスターの三田村薫(東ちづる)からは番組で厳しく非難され、窮地に立たされていた。そんな中、同一犯と見られる暴行殺人事件が再び発生。上層部から、一日も早く事件を解決しないとクビだと宣告されてしまう。上司の窮地を知った花沢らは、聞き込みを開始。ところが、良かれと思った花沢の軽はずみな行動がさらに事態を悪化させ、その情報をつかんだ薫が番組で、玲子を名指しで批判する事態に発展する。
疲れ果てた玲子(高畑)は、白石あかね(竹下景子)の“小鍋屋”に立ち寄る。そこで偶然、大学時代に付き合っていた河原渉(三浦浩一)と再会。しかし翌朝、その河原(三浦)が遺体となって発見されることに…。さらに河原の交際相手が、他ならぬ薫であることが判明! 京都・祇園を舞台に、被害者男性をめぐる捜査一課長とトップニュースキャスターの三角関係が繰り広げられる。
主演の石塚英彦は、「(第3話は)一人の男性をめぐる二人(錦織玲子と三田村薫)の女性のバトルみたいな展開。これは多分、日本のドラマ史に残るんじゃないでしょうかね (笑)」とコメント。事件解決までに大人の男女のさまざまな感情が交錯する、必見の回となりそうだ。
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