大野拓朗インタビューPart1では、グアムへの旅でのハプニングや、「世界の村で発見!こんなところに日本人」(毎週金曜日、ABC・テレビ朝日系)に“データマン”として出演するうえで参考にしているアナウンサーの技術などを聞いた。
――とんだ出発でしたね。ではグアムで銃を撃った感じはいかがでしたか?
怖かったですねぇ、やっぱり。ちょっと引き金を引いただけで、(手首を斜めに傾けて)こっちに行くんですよ、実は。手首がそのまま自分の方向に跳ね返ってくるというイメージがあったんですが、そうではなく、手首が斜め内側に跳ね返るんです。薬きょうの向きの関係で手首が内側に曲がるとか、いろいろと勉強になりました! あとは、ちょっと引き金を引いただけで“パーーーン”っと飛んで、穴が空きますし、“これは危険だ”という感じです。
――グアムには銃の練習ができる施設などがあるんですね。
シューティング場みたいなのがグアムとかハワイにいっぱいあるんです。韓国の済州島にもあります。(自身が訪れたグアムは)観光客だけで行くと、観光客プランみたいなものがあるらしいのですが、僕はホテルの方が一緒に行ってくださったので、「ローカルだ」って言って、すごく安くして頂けて、弾の数も、6発なのを12発も入れてくださったりと、ラッキーなことも多々あった、いい旅でした!(笑)
――大野さん自身が番組で旅に行くなら、どこに行ってみたいでしょうか?
(5月10日OAで千原せいじが訪れた)南アフリカがすっごくいいなって思いました!(※千原せいじがその回で、野生動物が多く暮らすことで有名な南アフリカ・ステータビルに暮らす日本人女性を訪問した) 野生動物と戯れるっていうのは僕も夢なので、ニヤニヤしちゃいますよ、あれは。もう、すっごく憧れます! 子どものころからの夢なんですよ、チーターとか、ライオンとかと仲良くなるっていうのは。たまに妄想しますもん! 動物園に行って、柵の向こうのチーターと意思疎通して、甘えてくれたらうれしいな、みたいな。(南アフリカの野生動物の多く生息する地で暮らす日本人女性が、動物の心を「表情で読み取れる」と言っていたのを受けて)犬を2匹飼っているんですが、(動物の感情を)表情で読み取るみたいなのは、やっぱり、分かります。
――本日収録した、野生のエルザみたいな女性が言ってましたよね、表情で読み取れるって。
(南アフリカで暮らす日本人女性と同様に)僕も子どものときに、動物のドキュメントを見たんです。(その作品は)南極のペンギンを映したもので。南極なんだけど、人間が捨てた粗大ごみがいっぱいあるんです。それで、親ペンギンは(南極の氷を)越えられるけど、子ペンギンは引っかかって越えられなかったりとかがあって。でも、親ペンギンは先に行ってしまうから、はぐれた子ペンギンが死んでしまう。それを見て、「人間何やってんだ!」と思って。そういう粗大ごみとかをなくす作業をできたらいいなと思います。もしかしたら何十年後かに、僕が「現地」にいるかもしれないです。で、そこに「こんなところに日本人」の取材が来てくれるかもしれませんね(笑)。
――さまざまな芸能人の方が、スタッフのサポートを一切受けずに自力で日本人探しをすることで話題の「こんなところに日本人」ですが、最後に番組の見どころを教えてください。
まずVTRが面白いんです。それぞれいろいろな旅人の方々から不満が出てしまうくらい、辺ぴな所に住む日本人に会いに行く道中がすごく面白いですし、それぞれの国の町並みも文化も人間も興味深いです。あと、僕としては、スタジオで(千原)せいじさんがものすごく物知りなのが面白いなと思っています。他のゲストの方が行った国なのに、「いや、あそこはさぁ…」とか言って、全部説明してるんですよ!(笑) (いろいろな国に旅に)行き過ぎて、物知りだそうです。現場にいてすごく楽しい番組って、視聴者の皆さんにも絶対楽しく伝わるだろうなって思います。すごく素敵な番組に加えていただけて幸せです! 番組では、ジュニアさん、せいじさん、森泉さんからたくさん学び、いろいろな経験をしていきたいです。
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