「真相を知って鳥肌が立ちました」南沢奈央が本格ミステリードラマに主演!

2013/05/16 20:18 配信

ドラマ

新ドラマ「お父さんは二度死ぬ」の試写会より。主演の南沢奈央(写真右から2番目)をはじめ、(左から)柾木玲弥、麻生祐未、遠藤憲一が姿を見せた

NHK BSプレミアムで6月1日(土)からスタートするドラマ「お父さんは二度死ぬ」(毎週土曜日夜11:15-11:45)の完成試写会が5月16日に行われ、出演する南沢奈央、麻生祐未、柾木玲弥、遠藤憲一が出席した。

本作は、主人公の父親が出張中に急逝し、その通夜と葬儀の会場でそれまで知ることのなかった父親の実像が次々と明らかに。死にまつわる謎が深まっていくとともに、主人公の家族の秘密までもが暴かれていくという二重のミステリー要素を備えたドラマ。

突然父親を亡くした主人公・大沢麻衣子を演じる南沢は「父親が死んだことで、不思議と悲しみじゃなく、だんだんと心が深まっていくような感覚になりました。でも、(最終話である)4話の台本を読んで真相が分かったときにゾッとして鳥肌が立ちました」と作品の印象を語った。

劇中、遠藤演じる父・俊夫が裸踊りをするシーンが。遠藤は「前張りをつけるときに、助監督がすごく手なれていて驚きました(笑)」と話し、遺影の写真については「笑顔にするか仏頂面にするかで迷い、何枚も撮りました。実際に使われたのは仏頂面どころか怖すぎる写真になりました(笑)」と撮影のエピソードを明かした。

南沢は弟・隆司役の柾木について「人見知りだけど、だんだん打ち解けると物まねを披露したり、面白い人」と語ると、柾木は「人見知りなので、いつも共演者の方と会話ができないのですが、今回は“家族”なのでお話しようと思いました」と共演者とのコミュニケーションに努力した様子をみせた。さらに「撮影の最後の日に南沢さんがラーメンを食べたいと言ったら、本当にラーメンが出てきたのですごい権力だなと思いました」と告白し、会場の笑いを誘う場面も。

一方、母・幸恵役の麻生は「とてもすてきな家族の話です。最後まで見ると、タイトルの『お父さんは二度死ぬ』という意味が分かるので、ぜひ最後までご覧になっていただきたいです」とアピールをした。