映画「クロユリ団地」(公開中)の公開記念イベントが、5月20日、都内の廃病院で行われ、南海キャンディーズ・山里亮太、水沢アリー、千葉県船橋市非公認ご当地キャラ・ふなっしーが登場した。
同作品は、'98年に“貞子ブーム”を巻き起こした中田秀夫監督がメガホンを取り、AKB48を卒業し女優に転身した前田敦子が霊に取り付かれてしまうヒロインを、そんな彼女を救おうと奔走する男を成宮寛貴が演じる戦慄のホラームービー。
イベントに元気よく登場した三人は「何をするのか全く聞かされてない…」と不安気な表情を浮かべるが、戦慄のホラー作品をそれぞれ元病室だった部屋で一人きりで鑑賞するという“恐怖の孤独鑑賞会”だと聞くと、一同顔面蒼白に。
山里は「細かいことを伝えられないで集められた時は大体そう…。煙突の上でラジオ体操させられたり、ワニと戦わされたり…。沖縄国際映画祭の試写会でも、あっちゃん(前田)が相当いい演技をしてるって聞いてて、見なきゃと思いながらも、それでも見なかったんですよ。怖くて」と顔をしかめていた。
一方、水沢も「わたしは今まで、みんなが通ってきたホラーを避けて生きてきたの。お化け屋敷も友達と入ったのに、怖すぎて前に入ったカップルの彼氏と一緒に出てきちゃったくらい苦手…。だから一人は絶対無理だと思う」と顔を強ばらせた。
鑑賞中、「もうだめだ…、だめなやつだ…」と耳をふさぎ続ける山里、途中から泣いてしまった水沢、聞いたことのない叫び声を上げるふなっしーと、三者三様に絶叫し続けてホラーの醍醐味を満喫(?)。
鑑賞後の囲み会見にぐったりとした表情で登場した三人は、「すっげー怖かった! 怖いのが止まないんだよ!!」(山里)、「怖くて泣いちゃって…。いまのホラーってすごいんだね」(水沢)、「(ストーリーを受けて)なんかあったらすぐ引っ越そうと思ったなっしー」(ふなっしー)とそれぞれ感想を告白。
そんな中、水沢が「あっちゃんさんは『会いたかった~♪』って歌ってたけど、全然会いたくないです」とコメントし会場を沸かすと、山里は「俺も『フライングゲット』で何か(いいコメントを)考えたいな…。だめだ、思いつかない…」とポロリ。
最後に「この映画は、みんなが思ってる15倍くらい怖いと思う。だからみんな見てね!」(水沢)、「ホラーが苦手な人は相当な覚悟で見てください! ホラーに挑戦したい人はどんどん挑戦してください!! 負けると思うけど」(山里)とそれぞれアピールした。
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